ニューヨーク マスク義務化終了!アメリカ各州で制限の緩和がスタート

ニューヨーク州では、年末のオミクロンの大流行により、昨年12月から、スーパーをはじめお店屋さんでは、マスク着用が義務化されていましたが、そろそろ流行が落ち着いて来たため、明日2022年2月10日からマスク着用の義務化が終了します。ただし学校や公共交通機関においてはマスク着用はまだしばらく継続されます。また、ニューヨーク州だけでなく、周辺のニュージャージー州、コネチカット州をはじめ、いくつかの州でもここ数日中に、学校でのマスク着用義務化の終了が発表される予定で、いよいよパンデミックの取り敢えずの収束の方向性が感じられるようになってきています。

ニューヨーク州では、昨年12月10日に発表され、13日からスタートした、お店屋さんなど一般屋内ビジネスでの mask-or-vaccine と呼ばれる、マスク着用義務化(ワクチン接種完了者のみ受け入れることで免除可)が行われてきました。そのルールもいよいよ明日2022年2月10日から終了となることが、州知事の Kathy Hochul さんにより、今日発表されました。ただし、今後もそれぞれのビジネスの判断で、マスク着用の義務化を継続することも可能としています。ニューヨーク州では、オミクロンの大流行により、一時は、一日の陽性者数は10万人近く、検査陽性率は20%を越えていましたが、現在では、5000人前後、4%前後まで下がり、落ち着いて来ています。

一方、電車やバスなどの公共交通機関、州の医療機関、学校やチャイルドケア施設では、これまで通り、マスク着用義務化が継続し、具体的な終了予定日は、まだ発表されていません。学校でのマスク着用義務についてはこのまま収束していけば、3月初旬頃の終了が考えられているようです。

一時は、感染者が爆発的に増えていた NYC でも、すっかり流行は、落ち着いて来ています。


(nyc.gov)

ここ数日、ニューヨーク州以外でもマスク着用義務化の終了が発表されています。ニューヨークに隣接するコネチカット州では、2月28日、ニュージャージー州では、3月7日から、学校でのマスク着用義務が終了となります。

イギリス、デンマークやスウェーデンをはじめヨーロッパの国々でも、制限を廃止、緩和する所が増えて来ている他、これまで長期間に渡り旅行者を受け入れていなかったオーストラリアも、今月下旬からのワクチン接種完了者の旅行再開を発表するなど、多くの国々で、旅行制限が緩和しつつあります。
イギリスやシンガポールのように、ワクチン接種完了者に対し、フライト前後の検査の要件がなくなると、かなり旅行しやすくなると思います。

イギリス ロンドン いよいよ2月から検査なしで海外旅行が可能になります

ワクチン接種に加え、オミクロンの大流行により、免疫を持った人がかなり増えて来ていると思いますが、このまま、パンデミックが終息に向かってくれることを期待したいです。

ニューヨーク マスク義務化終了!アメリカ各州で制限の緩和がスタート was last modified: 2月 9th, 2022 by mikissh