ニューヨーク雨上がりの賑わう週末記録的な大雨後の街の様子

ニューヨークが100年に一度といわれるくらいの珍しい大雨で大洪水になったというニュースが世界を駆け巡り、ニューヨークの様子を心配している人もいると思いますが、ニューヨークは今大丈夫です。
今日、普通に遊びにでましたが、ニューヨークの街中には、いつも通りの穏やかな平和な時が流れています。大洪水になっているすごい映像を見て驚いてしまった人もいるかもしれませんが、マンハッタンなどでは、すでに何事もなかったようになっています。週末もイベントが色々あり、普通にみんな遊びに出てきていて、どこもとても盛り上がっています。

ニューヨークでは、大雨となった昨日9月29日を含め、今年の9月は、本当によく雨が降ります。なんと1882年以来の月間降水量となりました。歴史的な大雨となった昨日は、ニューヨーク内でも降水量が地域によってだいぶ異なり、ニューヨークの公式測定値のセントラルパークでは、5.86インチ(14.88cm)、JFK空港では、なんと 8.65インチ(約22cm)もの降水量となりました。低地にある水が溜まりやすい道路が冠水したり、フライトや地下鉄などの交通網は大きく乱れましたが、死傷者で出るなどの大きな被害はありませんでした。

フクロウが逃げ出したことで話題になった、セントラルパーク動物園で、今度は、アシカが水が溢れたプールから、少しの間逃げ出すという事件もあったようですが、無事、元に戻っています。

ニューヨークでは、1日中ずっと雨が降り続くことが珍しく、雨が数日続くだけで水はけの悪い道などに、雨水がたまってしまいます。もちろん全域で洪水の被害が起こるわけではなく、今回も水辺や周辺と比べて低く水が流れ込みやすいなどいつも冠水が起こりやすいエリアで洪水が起こっていました。今回の被害の映像は、例えば、こちらで紹介されています。ニューヨークに住んでいても、家に籠っていたら雨が降り続いているなというだけで、大雨といった印象はなかった人も多いと思います。

土曜日は雨がやみ午後からは青空が広がっていました。昨日は、家に籠っていた人が多かった反動もあるのか、街には、たくさんの人が繰り出していました。ミュージアムにもたくさんの人がやってきていて大盛り上がりでした。

川沿いのリトルアイランドも洪水などの被害の気配は全然ありません。
イベントが開催され、たくさんの人がやってきていました。

今日は、ウエストサイドフェストが開催されていて、マンハッタンの西側が盛り上がっていました。
ホイットニー美術館のすぐ近くでは、サプライズイベントが開催されていました。Maiden Home という新しい家具屋さんのオープン記念だったようなのですが、ブルックリンの人気ベーカリーがお土産を配っていました。

その中身はこちら、L’Appartement 4F ベーカリーの人気のクロワッサンです。
最近ニューヨークでは、コラボイベントなどをはじめ、色々な楽しめるイベントが色々な所で開催されているのですが、同時にグルメな食べ物や飲み物も配ったりしています。
インフレのアメリカだけど、無料でお得に楽しめる機会も多いので驚きです。