ニューヨーク人気フクロウ フラコ Flaco セントラルパーク動物園を逃げ出し自由を手に入れた可愛いワシミミズクの映像

先日、久しぶりにセントラルパークの人気者、フクロウのフラコ (Flaco) に会いに行ってきました。フラコは、2010年からセントラルパーク動物園で飼われていたワシミミズクのオスのフクロウで、今年2月の頭に、動物園への侵入者により檻が壊され、逃げ出し話題になりました。当初は、野生で生きていけるか心配されていたので、動物園に連れ戻すために捕獲が試みられていましたが、すぐに自然の環境に順応し、自分でエサを捕まえることができ、自力で生活していけることがわかったので、そのまま野生で暮らしていけることになりました。
そんな自由を手に入れた、セントラルパークの人気者、フクロウのフラコ (Flaco) のセントラルパークの自然の中での自由な生活は、現在では 7ヵ月程になり、すっかりセントラルパークのお馴染みの顔となっています。

ニューヨークでは、意外なことに、実は普通の公園で アメリカフクロウ (Barred Owl)アメリカワシミミズク (Great Horned-Owl) など色々なフクロウを見ることができます。

ニューヨークの有名な公園、セントラルパークでフクロウをよく見かけますが、そんなセントラルパークで今年の2月から住みついているのは、なんとユーラシア大陸に生息する、ワシミミズク (Eurasia Eagle-Owl) のフクロウです。ワシミミズクは、アメリカワシミミズクに似ていますが、目の色(オレンジと黄色)、体の大きさ(ワシミミズクの方が大柄)など異なる別種で、アメリカ大陸にはいないはずの珍しいフクロウです。

セントラルパークで話題になっているフクロウは、こちらの フラコ(Flaco) と呼ばれるワシミミズク のフクロウです。2010年からセントラルパーク動物園で暮らしていましたが、今年2023年2月2日の夜に、動物園への侵入者が檻を壊し、その際に逃げ出し、その後、セントラルパークの自然の中で暮らし自由を謳歌しています。

このフクロウの名前、フラコ (Flaco) は、スペイン語で、瘦せているという意味なのですが、現在すっかり丸々していて、自由を手に入れ、とても元気に自然の中で暮らしています。

フラコは、逃げ出した当初は、動物園に近い園内南部で過ごしていましたが、現在では、北部のノースメドウ周辺、日中はノースメドウリクリエーションセンターの東側で過ごしていることが多いです。ノースメドウ周辺は、おそらくエサとなるネズミが豊富なのではないかと思います。
フクロウは、夜行性のため日中は、寝ていることが多いですが、夕方になると少しづつ動き出し、羽繕いをしたり、ストレッチをしたり、狩りの準備をはじめます。
でも、フラコ (Flaco) は、まだ眠そうで、よくこんな風に、あくびをしたりしています。そんな時間帯になると、バードウォッチャーたちが集まってきます。

時々、今にも飛び立ちそうな動きをしているように見えるのですが、準備運動のストレッチで、羽を伸ばしたりしています。
可愛いフラコの映像は、こちらです。

飛び立つのは、かなり暗くなってからのことが多く、高性能カメラでないと写真で捉えるのは、なかなか難しいですが、実際に現地で見てみるのも楽しい体験になると思います。

動物園を逃げ出した直後の2月のフラコの様子はこちらです。

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ニューヨーク周辺では、秋から春にかけてフクロウを見かけることが多くなり、こんな種類のフクロウにも出会える可能性があります。

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ニューヨークの面白い鳥といえば、有名なのが、踊る鳥。ノリノリでダンスする、可愛い鳥もいます。

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そして、猫みたいな声で、お歌が上手なキャットバードという鳥も人気者です。

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ニューヨーク人気フクロウ フラコ Flaco セントラルパーク動物園を逃げ出し自由を手に入れた可愛いワシミミズクの映像 was last modified: 9月 11th, 2023 by mikissh