ニューヨークでパンプキンパッチ (Pumpikin Patch) ができる場所が、こんなに近くにあったなんて、と驚いてしまうかもしれませんが、実は、ガバナーズアイランドでは、ハロウィンの10月末に恒例となっている、カボチャ狩りや写真撮影が手軽に楽しめる、人気のパンプキンポイント (Pumpkin Point) が登場します。ガバナーズアイランドは、ニューヨーク、マンハッタンのダウンタウンからフェリーで10分という、びっくりするほど近い場所にある小さな島で、パンプキンパッチの会場には、パンプキンが本当にいっぱい登場し壮観です。秋らしい美しい紅葉の中、ガバナーズアイランドのパンプキンパッチは、シーズン最後となる10月の最終週の前後の期間のみという期間限定での開催です。
アメリカの秋の風物詩といえば、オレンジ色のパンプキン。10月末のハロウィンに合わせ、パンプキンをそのまま飾ったり、中や表面をくりぬいて、ジャックオーランタンと呼ばれる、怖い顔や可愛い顔など、色々な表情のパンプキンを作って楽しんだりします。飾り用のパンプキンは、お店などでも購入できますが、いっぱい実がなっている、カボチャ畑のパンプキンパッチ (Pumpikin Patch) を訪れ、カボチャ狩りを楽しむというのもアメリカらしいカルチャー体験です。
パンプキンパッチといえば、通常、郊外の農場へ行ったりしますが、ニューヨークハーバーの小さな島、ガバナーズアイランドでは、4年前からカボチャ狩りイベントのパンプキンポイントが、ハロウィン前の10月末の一週間前後に開催されていて、パンプキンパッチの雰囲気が手軽に楽しめるようになっています。
ガバナーズアイランドへの行き方は、マンハッタンの最南端からガバナーズアイランド行きのフェリーに乗ります。今年7月の オープン直後のガバナーズアイランド でも紹介しましたが、フェリーは、予約制となっています。こちら から、オンラインで事前にチケットを購入してからいきます。NYC Ferry を利用する場合は、予約なしで訪れることができます。
パンプキンパッチの会場は、島の北東エリア、閑静な住宅街のような雰囲気で、邸宅が立ち並ぶ、”Nolan Park” にあります。マンハッタンからフェリーで到着後、すぐ標識の案内があります。
ニューヨーク、ガバナーズアイランドのパンプキンパッチ、パンプキンポイント (Pumpkin Point) の会場に到着!早速、人気の写真撮影スポットになっています。
この光景をみたら、本当に遠い郊外の田舎にやってきたようです。
広い芝生エリアに、たくさん大きなパンプキンが転がっている光景に嬉しくなってきます。
大きなパンプキンに囲まれて写真撮影を楽しめます。好きなコスチュームを身にまとい、変身できるるのもハロウィンならではの楽しみです。
子供たちも広場をかけ回ったり、デコレーションを楽しんだりと、みんな楽しそうに遊んでいました。
お花とパンプキンと、とても綺麗なデコレーション。
ふわふわした可愛らしいワンちゃんがいるな、と思ったら、なんと着ぐるみを着た女の子でした。あまりに可愛らしくて、他の子どもたちもお友達になりたそうにしていましたが、そんなハロウィンならではの可愛らしい仮装の子供たちがいっぱいいます。
ディズニーのミニーちゃんが大好きなファミリーも可愛いです。
ハロウィンらしくお化け屋敷のような幽霊が出てきそうなお屋敷も、パンプキン飾りで大人気でした。ガバナーズアイランドは、かつては軍の拠点があった場所で、一番立派なこちらの邸宅は、司令官の家でした。
大砲もパンプキン砲です(笑)
こちらは、ガバナーズハウス (Governor’s House)。それぞれの家の雰囲気に合わせて、パンプキンが飾られています。
まるでリスか何かの動物のように、せっせと運び込まれて隠されているパンプキン。
パンプキン遊びの合間には、すぐそばにあるアイスクリーム屋さんのカートでアイスを楽しむ子供たちも。
のどかな時が流れていた広場に、突然恐竜が登場しました!子供たちに追いかけられていて全速力で逃げている恐竜さん。
最初、ガバナーズアイランドのスタッフさんの演出なのかと思ったのですが、実はあるおうちのお兄ちゃんが恐竜の着ぐるみを着たら、周りにいた子供たちが一斉に恐竜目がけて追いかけてきちゃったようで、恐竜さんもビックリして、全速力で逃げ回っていたのでした。このままだと子供たちにやっつけられてしまうと思ったのか急いで着ぐるみを脱いでしまいました。着ぐるみさんって大変。。。
パンプキンパッチは、ドネーション制(5ドル目安)で、かぼちゃをお持ち帰りしてもいいようになっています。大体みんな一人一個づつくらいです。カボチャを入れる袋も5ドルで販売しています。
パンプキンパッチだけでなく、ガバナーズアイランドは、紅葉も楽しめるようになってきています。
丘の上からのニューヨークの摩天楼ビューも、紅葉と一緒に。
今年は、例年より遅く、7月15日にオープンしたガバナーズアイランドですが、来週末の日曜日、11月1日が、今シーズンの最終日となります。オープン当初は、人も少なく、閉鎖されているスポットも多かったですが、現在は、大人気のパンプキンポイントの他、アートや歴史スポットも色々とオープンしていたり、かなり賑やかになっています。パンプキンポイントに行ってみたい人、今シーズン、もう一度ガバナーズアイランドに行ってみたい人は急ぎましょう!