ニューヨークの街中は、ホリデーシーズンの到来を告げる感謝祭も終わり、すっかりホリデームードに大変身しています。ニューヨークのクリスマスで見逃せないスポットの一つ、五番街の高級デパート、サックスフィフスアベニュー (Saks Fifth Avenue) では、恒例のライトショーとホリデーウィンドウが今年もはじまりました。聞こえて来る音楽が、例年とはちょっと違う雰囲気なのですが、今年はなんとロックです。実は、サックスフィフスアベニューは、今年のホリデーシーズンは、イギリスの大御所ミュージシャン、エルトン・ジョン (Elton John) とのコラボとなっています。
ニューヨークのホリデーシーズンの人気イベント、サックスフィフスアベニュー (Saks Fifth Avenue) のホリデーウィンドウとライトショーが 11月22日からはじまりました。サックスフィフスアベニューは、有名なロックフェラーセンターのクリスマスツリーの向かいにある五番街沿いの高級デパートで、ホリデーシーズンは、大混雑となる人気スポットです。
例年は、ホリデーらしい可愛い音楽に合わせて、幻想的な光のショーが行われますが、今年は、ロック風な音楽が鳴り響いています。実は、サックスフィフスアベニューは、今年は、ピアノロックで知られるイギリスの大御所ミュージシャン、エルトン・ジョンの慈善団体、Elton John AIDS Foundation のロケットファンド (Rocket Fund) とのパートナーシップがテーマとなっていて、$1 million の寄付をします。オープニングセレモニーの日には、エルトン・ジョンがやってきて “Your Song” (YouTube) が披露されました。エルトン・ジョンと言えば、今年から来年にかけて、最後の世界ツアーとなる、Farewell Yellow Brick Road を行っていて、先日11月20日にアメリカ最後となるLA公演を終えたばかりです。
ライトショーは、エルトン・ジョンの “Step Into Christmas” などポップロックの曲に合わせて、キラキラ輝く豪華なショーになっています。
ライトショーと合わせて、毎年楽しみにしているのが、サックスフィフスアベニューのホリデーウィンドウです。正面の6つのウィンドウには、ロケットやドット絵などが登場し、幻想的に飾り付けられています。
ロケットファンドに由来するデザインだと思いますが、可愛いロケットが並んでいます。
今年は、将来の有人火星探査を見据え、再び人類を月へ送ることを目的とした、アルテミス計画の第一回目の打ち上げが無事成功したこともあり、タイムリーなディスプレイになっています。
お隣には、銀色の美しいマカロンのようなディスプレイです。実はこれ、中から惑星が登場し、近未来的な雰囲気になっています。
こちらのウィンドウは、ゲームの中のような感じで、クリスマスにちなんだキャラクターがピクセルアートで次々に登場します。
まるで万華鏡のように美しい、模様が次々に変化していくウィンドウです。
水の中の世界を創造したディスプレイや、ボールがコロコロ転がっていくウィンドウもあります。
美しいドレスや楽しいギフトなどが並ぶウィンドウも。サックスフィフスアヴェニューのディスプレイはやはり華やかで素敵です。
サックスフィフスアベニューの今年2022年のエルトン・ジョンとのコラボのライトショーとホリデーウィンドウの映像は、こちらです。
11月22日からはじまったサックスフィフスアベニューのホリデーウィンドウとライトショーは、2023年1月3日まで行われています。
最新2023年のホリデーウィンドウの様子は、こちらです。
サックスフィフスアベニュー ホリデーウィンドウ & クリスマスライトショー2023!ディオール Carousel of Dreams
2021年の様子は、こちらです。昨年のショーは、クリスマスの音楽がいっぱいの可愛い楽しいショーで結構好きでした。こちらの記事にも動画がついています。
サックスフィフスアベニューの店内もすっかり美しく変貌を遂げています。