昨日は、春の陽気のいいお天気の一日だったので普段とは少し違う場所でランニングをしようと、ニューヨークのおすすめお花見スポットでも紹介したハドソンリバー沿いにあるリバーサイドパークへいってきました。ジムで運動するのとは違い、やはりいい天気の日に外を走るのはとても気持ちがいいものです。今回訪れたのはコロンビア大学があることで有名なモーニングサイドハイツというエリアで、途中小さな公園、サクラパークに立ち寄り、リバーサイド教会やグラント将軍のメモリアルを眺めつつ、リバーサイドパークへと向かいます。
地下鉄1番線の125ストリート駅で下車後、西のハドソンリバー方面へ向かって歩いて行きます。数ブロックいったところで見えてくる丘、その上にサクラパークとリバーサイドチャーチはあります。
目の前には綺麗な並木道。
後ろにある建物はインターナショナルセンター。
学生たちが集まっておしゃべりに花をさかせています。
1912年に日本から友好の印としてワシントンDCにサクラが寄贈された時、実は一部の桜の木はニューヨークの方にもやってきました。その数2500本。その桜が植えられたのが、サクラパークとリバーサイドパーク、そしてセントラルパークなどだったのです。サクラパークに寄贈された時に、この公園は「サクラ・パーク」と名づけられました。
南北戦争で活躍し、後に第18代大統領となったグラント将軍のお墓、ゼネラル・グラント・ナショナル・メモリアル(General Grant National Memorial)。開館時間は水曜から日曜までの朝9時から夕方5時までとなっています。
そして、大きくて一際目立つリバーサイドチャーチ。
道路を挟んだところにあるリバーサイドパークへ入っていきます。
夕暮れ時のハドソンリバー側の景色はまぶしいな、って景色を眺めていたのですが、ふと気づくと、桜の木が並んで植えられているチェリーウォークは道路(Henry Hudson Parkway)の向こう側。あれあれ?右を見ても左を見ても渡る場所が見当たりません。チェリーウォークに入るためには130ストリート周辺で川沿いの道へ入らないといけなかったようで辿り着けず、遠くから眺めるだけになってしまいました。
チェリーウォークはハドソン川沿いのRiverside Greenwayの一部で100ストリートから125ストリートくらいまで続いています。桜の木はまばらに並んでいる感じですが、一本一本の桜の木は満開の様子でした。
チェリーウォークの様子は、こちらです。
川沿いに行けなかったのですが、リバーサイドパークの中でも楽しくランニングできました。たまには違う場所を訪れてみるのも楽しいものです。
広い野球やサッカーができる多目的な広場、バスケコート、テニスコートなどもあり、とても恵まれた場所です。フリスビーが流行っているのか、スポーツとしてフリスビーをやっている学生さんたちのグループをいくつか見かけたのですが、このコートで本格的にやっているチームはすごく上手でびっくり。
リバーサイドパークにもいくつか桜の木がありましたが、今一番の見頃だったのは、マグノリアでした。本当にまだ開いたばかりの綺麗な花びらのマグノリアでいい香りがして幸せな気持ちになります。