タイオガパスロード ヨセミテとシエラネバダの絶景コース+マンモスレイクス温泉ドライブ旅行

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ヨセミテ国立公園の東側、マンモスレイクスなどのあるハイシエラ方面へと抜ける道路のコースが、タイオガパスロード (Tioga Pass Road) です。タイオガロードは、歴史あるカリフォルニア州道120号線で、絶景ドライブコースとして人気があります。標高3000メートル超 (9943フィート) のシエラネバダ山脈の高地を通り抜ける道のため、冬は積雪が多く、夏季限定でオープンされる道となっています。ヨセミテ国立公園から往復ドライブするだけでも楽しい道ですが、近くにある、人気高原リゾートのマンモスレイクス (Mammoth Lakes) に宿泊してみるのもおすすめです。マンモスレイクス周辺は、美しい山や湖が多く、ハイキングや、キャンプ、釣りなどアウトドアが楽しめる他、日本人には嬉しい温泉まで満喫できます。

タイオガパス

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カリフォルニア州とネバダ州の境には、険しいシエラネバダ山脈が聳えたっており、ヨセミテ国立公園は、そんなシエラネバダの真中にあります。公園の入口は5ヵ所あり、そのほとんどは西側ですが、唯一、東側のネバダ州に近い側にあるのが、タイオガパス (Tioga Pass) となります。積雪が多いため、夏季限定のオープンの道で、ラスベガスやリノなどネバダ州側から訪れる場合は、近道になります。

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また、シエラネバダ山脈の東側のカリフォルニア州部分には、マンモスレイクスなど、冬はスキー、夏はアウトドアが人気のリゾートエリアがあり、ヨセミテと一緒に訪れることもできます。

Yosemite National Park (21)

タイオガパスは、シエラネバダの山脈越えということで、最高地点の標高は 3030.6メートル (9943フィート) にまで達し、積雪が多く、こちら にあるように、積雪・残雪状況はバラツキがありますが、例年、5月末から6月頃に開通し、11月頃に閉鎖されます。

タイオガパスは、しっかりと舗装されていますが、険しい山道で、途中、標高3000メートル超地点まで達します。ヨセミテで、高地に来たと感じる人が多い、グレーシャーポイントでも、約 2000m 程の標高です。タイオガパスを越えた先のマンモスレイクスも 2400m 程の高地のため、高地が苦手な人は、往復のドライブのみ、または、日程をゆったりめにして、体を慣らしながら移動したり、しっかりと水分を取り高山病対策を実践していくのがおすすめです。

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ヨセミテ国立公園のヨセミテバレーからタイオガロードへ向かうには、Big Oak Flat Road で、州道120号を目指し、ガソリンスタンド (Crane Flat Gas Station) を右折し、地図でいうと、右上の方面に進んで行きます.ヨセミテバレーから終点、モノレイクが広がる国道395号線 (U.S. Route 395) との合流点まで、80マイル程の距離があり、約2時間程かかります。

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タイオガパス上には、ハーフドームが見える展望スポットをはじめ絶景ポイントやトレイル、湖など、途中、見どころが色々あります。
タイオガパスは、標高が高いところにあるため、天候が不安定です。ヨセミテバレー周辺が晴れていても、タイオガパスの上の方へ行くと、曇っていたり、雨が降っていたりという場合もあり、あまりの違いにびっくりさせられることがあります。タイオガパス近くには、ヨセミテで2番目に高い、標高3981m (13061ft) の Mount Dana や 標高3513 m (11526 ft) の タイオガ峠 (Tioga Peak) などの山があります。

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タイオガパス上には、印象的な絶景スポットが色々あります。ヨセミテバレー側から訪れる場合、順に行くと、
・オルムステッド ポイント (Olmsted Point):不思議な形状の岩盤が印象的な絶景スポット
・テナヤ湖 (Tenaya Lake):美しい湖スポット
・トゥオルム・メドウ (Tuolumne Meadows):トレイルコースが充実!
・レンバート・ドーム (Lembert Dome): 岩山上りが楽しめる
などがあります。
また、ヨセミテ国立公園の敷地外にも美しい湖が見られます。
氷が浮いていることも多い、タイオガ湖 (Tioga Lake)、エレリー湖 (Ellery Lake) の二つの美しい湖があります。

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ヨセミテ国立公園、タイオガパスの見どころスポットについては、こちらでも紹介しています。

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タイオガロードは、ピークシーズンは、例年かなり混み合います。近年、ヨセミテ国立公園では、混雑状況が懸念材料となっているので、こちらにあるような ヨセミテ国立公園の人気ホテル は早めの手配がおすすめです。

こちらの映像では、タイオガロードの歴史が紹介されています。

国道395号線 モノ湖

ヨセミテ国立公園からタイオガロード (Tioga Road) を東に進んで行くと、最終的に合流するのが、国道395号線 (U.S. Route 395) です。正面には、巨大な湖、モノ湖 (Mono Lake) が広がっています。

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マンモスレイクス Mammoth Lakes

宿泊する場合は、周辺一番のリゾートタウン、宿やレストランの充実している、マンモスレイクス (Mammoth Lakes) がおすすめです。国道395号線を南下し、30分程走るとあります。マンモスレイクスは、冬のスキーリゾートとして、また、夏は色々なアウトドアが楽しめる高原リゾートとして有名な街です。

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街以外のマンモスレイクス周辺には、人も車も少なく、のどかな山に囲まれた高地で、様々なアウトドアアクティビティが楽しめます。特に、充実しているのがトレイルで、その全容は、トレイルマップ で紹介されています。

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コンビクト湖 Convict Lake

日程に余裕があれば、色々な場所で、アウトドアをのんびりと楽しめますが、何をしようか、迷ってしまうのが、一泊など滞在時間が限られている場合です。マンモスレイクス周辺で、短時間で、訪れやすく、サクッと楽しめるおすすめスポットをいくつか紹介します。
マンモスレイクスの街から車で、15分程の場所にあるのが、コンビクトレイク (Convict Lake) です。周囲を険しい岩山に囲まれた、清涼感のある気持ちのいい湖で、絶景も楽しめます。

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湖の周辺には、遊歩道があり、散策ができる他、釣りにやって来ている人も多かったです。

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Convict Lake 地図

温泉 Wild Willy’s Hot Spring

実は、シエラネバダ山脈の東側は、温泉の多いエリアです。日本の温泉の雰囲気とは、全く違いますが、周囲が、360度見渡させる大平原に、ポツンと露天風呂があったりします。
こちらは、マンモスレイクス周辺の温泉で、最もよく知られている、Wild Willy’s Hot Spring です。辿り着くには、舗装されていない道を少し走る必要がありますが、わりとしっかりと整備されているので、あまり心配はいりません。温泉から少し離れた駐車場に車を止め、遊歩道を歩いて向かいます。

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ワクワクしながら遊歩道を5分程歩くとゴールに温泉が待っています。池や川がそのまま温泉になっていて、無料で一般開放されています。例年は、サマーキャンプなど子供たちのグループも多い感じですが、温泉は、いくつかの大きな池とその周辺の川部分とわりと広範囲に広がっているので、空いている場所を見つけてくつろぐことができます。

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遠くの山を見渡しながら、のんびりと入浴します。

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日本とは違って、アメリカでは温泉は、ほとんどの場所で、水着着用が必須です。一見プールにいるような光景かもしれません。

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ワンちゃんも楽しそうに駆け回っています。

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野鳥たちも楽しそうに暮らしています。

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その他、時間に余裕があれば、マンモスレイクス周辺の色々なスポットを巡ってみるのもおすすめです。こちらでは、マンモスレイクス周辺の大自然の魅力が映像で紹介されています。

マンモスレイクスの最寄りの大都市は、サンフランシスコ、ラスベガスです。
車での所要時間は 5時間程かかります。
また、少し距離が近い行き方だと、ネバダ州のリノからだと3時間程、カリフォルニア州のサクラメントからだと4時間半程かかります。

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