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バンクーバー旅行で見逃せない厳選観光スポット5選

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先日、シアトルへ旅行で訪れた際、少し足を伸ばし、カナダのバンクーバーにも立ち寄ってみました。バンクーバーは、穏やかな気候の風光明媚で自然が豊かなとても美しい街です。バンクーバーは、シアトル同様、海に面していて、周囲には切り立った山の多い立地となっています。そのため、穏やかな気候ではありますが、天候は時々不安定。雨や霧が発生することも多い街です。でもその分、お天気のいい日には、色鮮やかな緑や、真っ青な空、白い雲、そして水分をたっぷりと受けて育った美しい花々が輝く素晴らしい景色を見ることができます。
カナダのバンクーバーは、ウィスラーやカナディアンロッキーなど、周辺のカナダの大自然を楽しむ旅の拠点となる街でもあります。今回は、バンクーバーの街の中心部のみに絞り、実際に訪れたスポットの中から、バンクーバーならではの魅力溢れる、美しい自然も満喫できる、おすすめ厳選観光スポットを5つ紹介します。

バンクーバーはカナダ、ブリティッシュコロンビア州にある、カナダの太平洋側の中心都市となっている街です。この街の一番の魅力は、なんといっても、都会にありながらも自然を満喫できる環境、切り立った山と海という自然の豊かさではないかと思います。そんな自然と街の融合している感じが、少しブラジルのリオデジャネイロを彷彿とさせる雰囲気があります。

スタンレーパーク 世界トップレベルの美しい都市公園

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ニューヨークには世界の都市公園の代表とも言える、有名なセントラルパークがありますが、そのバンクーバー版がスタンレーパーク (Stanley Park) です。実は、このスタンレーパーク、ニューヨークのセントラルパークよりもさらに大きな公園で見どころ満載のすごい公園です。バンクーバー・ハーバーにも面しているため、海辺の景色越しに、高層ビルの立ち並ぶ都市部の景観も楽しむことができ、絶景写真スポットの多い公園でもあります。
観光客も多いですが、ランニングやサイクリングなどをするローカルにも人気の公園で、住んでいれば毎日でも訪れたいと思わせる景色の美しい魅力的な公園です。こんな大きな公園、どこから、どう周ればいいの?ってほとんどの旅行客がびっくりしますが、バンクーバー・ハーバーの景色スポットからスタートしていけば、見どころの要所を周れるコースになっています。時間があればのんびりしたいですが、そうでない場合でも、半日もあればかなり楽しめるスポットです。

スタンレーパーク バンクーバーの自然を満喫できる美しい都市公園

グランビル アイランド バンクーバーの人気マーケット

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バンクーバーの有名なグルメとショッピングのマーケットスポットがあるのが、グランビル・アイランド (Granville Island)。小さな島ということで、少し交通が不便ですが、観光客や旅行ツアーでもランチスポットとして訪れることの多い人気のスポットで、食事の時間帯はとてもにぎわっています。行列のお店のひとつ、アツアツポットのスープが食べられるお店の、カナダならではのサーモンのチャウダーを食べてみましたが、とっても美味しかったです。その他マーケット内にはたくさんのグルメ店があり、フィッシュアンドチップスなど、それぞれの専門店で買ってきて自由に食べられるのも魅力。ランチの後には、アート雑貨のお店などをぶらりと見て周ったりショッピングも楽しめます。

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イングリッシュベイ 海風を感じる散歩道

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グランビルアイランドからすぐ側、運河を挟んでいるため小さなフェリーでも行き来することができるのがイングリッシュ・ベイ。
海岸沿いをお散歩しながら、スタンレーパークへ行くことができます。途中自然のものだけで作られた石のオブジェなど、ナチュラルなアートを楽しみながら。石のタワーが並ぶパワースポットもあります。

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西向きのビーチなので、サンセットビューも楽しめる場所です。また、イングリッシュ・ベイの北部にはちょっと面白いアートもあり、これがかなりの人気者になっています。街にはレストランやお店屋さんなど色々あります。ここを通り抜けたらスタンレーパークです。

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ガスタウン バンクーバーの歴史ある街並みを楽しむ

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バンクーバーはシアトルに近いためか、シアトルのようにこだわりのコーヒー屋さんがたくさんあります。歴史ある街並みの中に、おしゃれなカフェや、クールなお店がうまく調和して立ち並ぶ、そんな雰囲気の良いエリアとなっているのがガスタウンという街です。そんなエリアということで、今回、訪れた時は映画の撮影が行われていました。

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このエリアの顔となっているのが、世界中で残っている数少ない水蒸気により動く時計(steam clock)です。

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(flickr/caseyyee)

また、道が碁盤目になっていない通りも多く、ニューヨークのフラットアイアンビルを思い起こさせるような、このような個性的な形の建物もいくつか建っていて、歴史を感じさせる趣のあるエリアです。

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(flickr/abaransk)

こちらのフラットアイアン様式の新しい建物も現在建設中でした。

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キツラノビーチ 人気急上昇中のエリア

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イングリッシュベイからFalse Creekを越え、南西の辺りにあるビーチで、また違った景色と雰囲気を楽しめます。近くにはバンクーバーミュージアムなどいくつかのミュージアムの集まったエリアもあります。

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流木を利用したベンチが印象的です。キツラノビーチ周辺は、最近では新しいお店もどんどん登場してきている人気エリアとなっています。

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海を挟んで目の前の切り立った山、バンクーバーの中心部が眺めることができる絶景スポットで、美しい夕日も楽しめます。
こちらの珍しい夕日と雷というコンビネーションの映像もバンクーバーらしい光景と言えるかもしれません。

隣にある海に面した kitsilano pool はローカルでとても賑わっています。この日は肌寒い日だったので、さ、寒そうと思ってしまいましたが、実はこのプールの水は温水なのだそうです。絶景の中、とても気持ちよさそうです。

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丸二日以上あればバンクーバーの街の主な部分を堪能できると思います。
海、そして山と自然に囲まれた美しいバンクーバーの街の雰囲気の伝わってくる映像です。

バンクーバーは、太平洋に面した風光明媚な美しい街ということで住むのにも理想的な場所と思う人も多いでしょう。こちらの記事で紹介されているように、近年、中国の経済成長により誕生した、スーパーリッチたちが、実は、中国国外に資産を移そう、家族を快適な環境で生活させようと、このバンクーバーの不動産をめがけて押し寄せていたようです。そのため、不動産価格もうなぎ登りだったようですが、中国が国外へ流出する資本に関する規制を設け、さらに、バンクーバーでは、居住する権利のない人による不動産取引に対しては 15% の税金をかけるという新しい法律を制定したこともあり、現在、その情勢は大きく変わりつつあるようです。
バンクーバーは、海に近く、シーフードにも定評があるということで、滞在中にお寿司屋さんにも立ち寄ってみました。シアトルは太平洋のそばというシーフードに恵まれている土地で、さらに物価と為替の影響もあって、ニューヨークとは比べ物にならないくらいの良心的なお値段で美味しいお寿司を食べることができ、大満足でした。そういったお寿司屋さんも、お客さんとして訪れているのはほとんどが中国人でした。そんなことからも、バンクーバーが中国人の間でとても人気の街となっていることが感じられました。

バンクーバー旅行で見逃せない厳選観光スポット5選 was last modified: 9月 3rd, 2016 by mikissh