アムステルダム運河クルーズ！美しい世界遺産の運河と街並みの絶景を楽しむ

オランダ旅行のおすすめの体験の一つが、アムステルダムの運河クルーズです。アムステルダムは、オランダ黄金時代と呼ばれる 17世紀に急成長を遂げたオランダ最大の街で、街中には、環状にいくつもの運河が張り巡らされ、運河の周りには、美しいレンガ造りの街並みが広がっています。中でも歴史的な運河が広がるアムステルダムの南西エリアは、世界遺産となっています。そんなアムステルダムならではの絶景の街並みをゆっくりと楽しむのにおすすめなのが、アムステルダム運河クルーズ (Amsterdam Canal Cruise) です。オランダらしい美しい運河の景色が象徴的な街並みが、真っ青な美しい空と白い雲に映える、美しい色とりどりの家の景色などを水上から優雅に楽しめます。

アムステルダムでお天気のいい日にぜひおすすめしたいのが、オランダならではの体験ができる、運河クルーズです。アムステルダムの雰囲気を満喫するには、ローカルに混じって、サイクリングを楽しむのもおすすめですが、ゆったりと景色を見たり、写真撮影したりして楽しみたい人におすすめなのが、運河クルーズです。
アムステルダム中央駅のそばに、様々な運河クルーズ船の乗り場が集まっていて手軽に乗ることができます。

運河クルーズの船は、ゆったりとしていて快適に楽しむことができます。今回乗船した運河クルーズは 1時間程のクルーズでした。

クルーズ中は、アムステルダムの街や歴史を紹介してくれる英語のガイドを聞いたり、スマホで各国語のガイドを聞くこともできます。
私たちが乗ったクルーズの船長さんはノリのいい面白い方で、クルーズの途中、所々で、パーソナルなアムステルダムのお話も色々してくれて楽しませてくれました。

運河クルーズをしてみて、あらためて思いましたが、アムステルダムは、本当に橋がいっぱいで、水と橋に囲まれた面白い街です。
実際に数字でいうと、アムステルダムには、なんと 165 もの運河があり、その全長は、なんと100km以上にも達します。また、橋は 1500個以上もの数があります。

アムステルダムは、オランダ黄金時代と呼ばれる17世紀に急成長を遂げた街で、その頃に人口の増加に対応する都市計画で築かれたのが、旧市街の南西部に環状に広がる運河エリアです。このアムステルダムの運河エリアは、2010年に世界遺産に登録されています。シンゲル運河、ヘーレン運河、ケイザー運河、プリンセン運河の4つの運河の周辺エリアが対象となっています。
運河クルーズでは、そんな世界遺産エリアも水上から楽しむことができ、教会など有名な建物の他、運河沿いに立ち並ぶ美しいタウンハウスや橋など街並みを見て回ることができます。

(whc.unesco.org)

アムステルダムは、見事にレンガ造りの家だらけです。特に、運河沿いの家は、窓が大きかったり、建物の飾りが凝っていたり、美しい家が多く、見ていてとても楽しめます。
アムステルダムは、オランダが東インド会社や西インド会社などで世界をまたにかけて貿易を行っていた17世紀からオランダの中心だった街です。当時世界で最も裕福な都市で、そんな時代の面影を感じることができます。ちなみに、オランダ東インド会社が日本にはじめて訪れたのは、1600年で、その後、通商関係が築かれ、鎖国中も、出島での交易が許された唯一のヨーロッパの国でした。また、17世紀初頭、オランダ東インド会社のヘンリー・ハドソンがニューヨーク周辺を探検し、その後オランダ西インド会社が、現在のマンハッタンの最南端に拠点を築いたのが、今から400年前の1624年です。