ニューヨーク(NYC) の代表的なビーチと言えば、コニーアイランドや、ロッカウェイのビーチが有名ですが、もうひとつ、コニーアイランドのすぐ西側にある、ブライトンビーチというビーチも夏の人気スポットになっています。ブライトンビーチ (Brighton Beach) は、コニーアイランドのビーチほど混み合わず、波も緩やかな遠浅の穏やかなビーチで、家族連れも多く、小さな子供たちもたくさん遊びにやって来ています。ブライトンビーチは、旧ソ連の国々からの移民も多く、異国情緒溢れる美味しいグルメも楽しめます。遊園地や水族館など色々な観光スポットがあるコニーアイランドを訪れるときにブライトンビーチにも一緒に立ち寄ってみるのもおすすめです。
ブライトンビーチ (Brighton Beach) は、ブルックリンの最南端、有名なコニーアイランドに隣接する海沿いのエリアです。最寄り駅は、ブライトンビーチ駅 (Brighton Beach) で、地下鉄の B線、Q線が通っていて、ミッドタウンから50分程で訪れることができます。
ブライトンビーチ周辺は、リトルオデッサとも呼ばれるレトロな雰囲気のエリアで、旧ソ連圏の国々からの移民が多く住んでいて、そんな人々が経営するお店も多く、異国情緒溢れるグルメが楽しめます。
先日は、グルジア料理の名物、ハチャプリを試してみました。チーズたっぷりのとても美味しいハチャプリでした。
ニューヨークにもまだある10ドルグルメエリア ブライトンビーチのリトルジョージアで絶品ハチャプリ！ Little Georgia
駅から歩いてすぐのところにビーチがあり、ビーチの手前には、コニーアイランドへと続く、広々とした木製のボードウォークが伸びています。ボードウォークでは直接つながっていませんが、さらに西側に歩いていくと、マンハッタンビーチ (Manhattan Beach) や キングスボロビーチ (Kingsborough Beach) もあります。
ブライトンビーチ周辺は、住宅地で、大きなアパートのビルが林立しています。
ブライトンビーチは、19世紀後半に開発された、かつてのリゾート地で、イギリスの海辺の街、ブライトン (Brighton) にちなんで名付けられました。その後、リゾート地としては、廃れていきましたが、交通網が充実すると共に、住宅地へと変わっていき、20世紀後半以降には、旧ソ連圏の国々から多くの移民がやって来ました。そんな歴史的な背景もあり、どこかレトロな雰囲気の光景が多く残っています。
ローカルたちは、パラソルやテント持参で、ビーチでのんびりと過ごしています。
ブライトンビーチは、NYCが管理しているビーチなので、ライフガードもいて、トイレやシャワーなど基本的なインフラも整っています。ただし、にぎやかなリゾート地な雰囲気ではないので、ビーチグッズをレンタルするようなお店など商業的な施設はありません。
遠浅で穏やかなビーチで、家族連れが多く小さな子供たちもよく遊んでいます。海の向こうには、ロッカウェイ(Rockeway) が見えます。
時々、ロッカウェイ行きの NYC Ferry などボートも通り過ぎていきます。
砂浜もなかなか綺麗で広々としています。
ライフガードの席に座って、ハイポーズ！ニューヨークでは、ライフガードの人不足が続いていることもあり、現在は、泳いで助けに行くことができる人、専門で見張りをする人と役割を分けて運営している印象です。
ワライカモメ、クロワカモメなどカモメがたくさん集まって来ています。
ニューヨーク周辺では、実は色々なカモメが見られます。
岩で作られたピアも点在していて、
子供たちの人気の遊び場になっています。また、釣りスポットにもなっています。
人工的に造られた岩場は、人だけでなく鳥や水中の生物も集まって来る憩いのスペースになっています。
ブライトンビーチを東に向かって歩いて行くと、遊園地などで知られる、コニーアイランドがあります。
賑やかなビーチが好きな人は、コニーアイランド、静かなビーチが好きな人は、ブライトンビーチがおすすめです。
ブライトンビーチはこんな雰囲気の場所です。映像もご覧ください。
ブライトンビーチと一緒に、ニューヨークの夏の人気スポット、コニーアイランドを訪れてみるのもおすすめです。
