ニューヨークの春から秋にかけて季節限定の人気スポットと言えば、マンハッタンの南、ニューヨークアッパーベイに浮かぶ憩いの島、ガバナーズアイランドです。昨年は、オープンが遅れ、島を訪れる人も少なかったのですが、今年は、例年通り、5月からオープンし、特に週末には、たくさんの人がやって来て大賑わいになっています。ガバナーズアイランドの楽しみ方と言えば、マンハッタンや自由の女神などが見渡せる、ザ・ヒル (The Hill) の展望絶景スポットからビューを楽しんだり、広大な芝生スペースでピクニックを楽しんだり、サイクリングを楽しんだりできます。そんなガバナーズアイランドの定番の楽しみ方に加えて、アート作品を見たり、様々なイベントに参加したりもできますが、今年は、なんと羊にも会うこともできます。
ガバナーズアイランドは、毎年、ニューヨークの春から秋にかけての絶好の季節にのみオープンする人気スポットです。ガバナーズアイランドへは、マンハッタンの最南端にある、フェリー乗場からフェリーに乗って10分程で到着する島です。事前に オンライン から、フェリーの時間指定チケットの予約が必須になっています。昨年は、かなり少ない人数からスタートしましたが、現在では、一度にかなりの人が乗船できるようになっていて、たくさんの人が島に遊びにやって来ています。
子連れファミリーたちに人気なのが、様々なスタイルのサイクリングで、レーシングカースタイルのものがあったりと年々種類が増えています。
島内の広大な芝生スペースでは、ピクニックを楽しむ人でいっぱいです。
昨年の人が全然いない ガラガラのガバナーズアイランド が嘘のようで、今は、たくさんの人たちが遊びに来ています。
フードトラックが集まっている島内中央エリア、リゲットテラス (Liggett Terrace) はこの通り、たくさんの人が集まっていて、とても活気があります。
フードトラックやコンテナのお店など、色々なグルメ店が大集合!
定番のジョーコーヒーがあったり、
ブルックリンの Threes Brewing もやって来ていて、クラフトビールも楽しめます。
ブルックリン発のクラフトビール Threes Brewing のお店は、こんなところです。
週末などには、様々なイベントも開催され、盛り上がります。この日は、音楽に合わせてダンスを楽しんでいる人もいっぱいでした。
ガバナーズアイランドのイベントは、イベントスケジュール でチェックできるので、それに合わせて、訪れるのもおすすめです。
フードトラックの南側には、気持ちいいハンモックが数多く用意されている、ハンモックグローブ (Hammock Grove) があります。
ハンモックグローブには、今年は、雑草を食べてもらおうと言うことで、5頭の羊 が登場しました。日中の暑い時間帯は、寝ていることも多いですが、時折、草をむしゃむしゃ食べています。
キッズに大人気なのが、こちらの滑り台です。
ガバナーズアイランドの最大の魅力が、絶景です。島内には、最も高いザ・ヒルをはじめいくつもの丘 があり、そこからマンハッタンなど周囲の絶景が楽しめます。
自由の女神も最高のビューです。
海の真ん中にある島なので、海鳥が多く見られます。桟橋でくつろぐこちらの可愛い海鳥たちは、アジサシ (Common Tern) です。
ガバナーズアイランドの島の西側には、昔から残されている倉庫のような建物があります。この倉庫の建物が密かに鳥たちの隠れ家となっていて、ツバメの巣などが見られます。
木々が生い茂る、ノランパーク (Nolan Park) や、ハンモックグローブなどでは、お馴染みの鳥たちが色々登場します。American Robin、Red-winged Blackbid、Northern Mockingbird、Gray Catbird の他、アメリカムシクイなど美しい渡り鳥も見られます。こちらは、全身美しい黄色の鳥、キイロアメリカムシクイ (Yellow Warbler) です。
ガバナーズアイランドの魅力がもっとわかる、こちらの動画もご覧ください。
週末には、面白いイラストが描かれたかつての教会など色々なアートスポットもオープンします。
ガバナーズアイランドは、週末などにマンハッタンの近くでバケーション気分を味わいたち時におすすめのスポットです。10月末までオープンしています。
先日、オープンしたばかりのニューヨークの最新スポット、リトルアイランドも、ガバナーズアイランドっぽい雰囲気が楽しめます。ここは、フェリーにも乗らずにもっと簡単に行けておすすめです。
リトルアイランド ニューヨークの憩いの最新スポット オープン!ハドソンリバーパークに誕生した絶景の小さな島公園 Little Island
楽しい週末を♡