ニューヨークハーバーに浮かぶ夏季限定オープン夏ならではの大人気スポット、ガバナーズアイランド (Governors Island) は、今年も大勢の人が押し寄せ、とてもにぎわっていました。ガバナーズアイランド行きのフェリーに乗って、ほんの10分くらいで到着する、マンハッタンからあっという間の距離にある小さな島なのですが、週末はスペシャルイベントがあったりと、お天気のいい日には、ニューヨーカーの憩いの場として超人気スポットになっています。この島、何がそんなにいいかというと、マンハッタンからこんなに近いのに、ちょっとどこかのどかなバケーション先にやって来た気分になるんです。ガバナーズアイランドのフェリーに乗って、この緑の美しい島へ来て見ると、マンハッタンの摩天楼や、自由の女神など、見渡す限りの絶景を楽しむことができ、サイクリングしたり、お散歩したり、ピクニックしたり本当にのんびりした憩いの時間を過ごすことができます。
ガバナーズアイランド行きのフェリーは、ロウアーマンハッタンの南端、スタテンアイランド行きフェリー乗り場よりももう少し東側へ行ったところにあります。ガバナーズアイランドは、毎年5月から9月まで毎日オープンしていますが、イベントの行われる週末が特に人気があります。実は週末の午前中だけフェリーが無料になるのですが、ニューヨーカーはみんなお昼過ぎから活動を始める人が多いので、週末の午後はとても混み合います。
黄色いかわいい☆のアート。ブルックリン側からのフェリーもたくさんの人を乗せてやってきました。ブルックリン側から訪れることもでき、ブルックリンブリッジパークのPier 6が乗り場になっています。
先週末は FIGMENT NYC という、たくさんのアーティストたちがガバナーズアイランドで、自由でクリエイティブな野外アートをみんなでコラボレートして作ったり、展示し、遊んだりするアートイベントが行われていました。
遠くからでも目をひくクリエイティブでかわいいアート、傘と車輪でできています。
ノリノリの音楽をかけて盛り上がっていたのはこのエリア。
子供たちはかわいい衣装を借りて変身!スタッフの人たちが抜群のセンスでぴったりの衣装を見つけてくれます。お母さんの洋服の柄にそろえたり、姉妹で組み合わせてみたり。
メイクもしてくれちゃいます。衣装も全部無料。しかも、このまま自由に島の中で遊びまわっていいんです。
クリエイティブにみんなが自由に作っていくアート。
フラフープのダンスのお姉さんや、背伸びをしたお兄さん、とにかくみんな自由自在に楽しむアーティストたちの日でした。
相手のプールにビーチボールを入れたら得点が入るゲームなのですが、水しぶきが飛び散るほど結構みんな本気モードになってしまうゲーム。大人チーム 対 子供チームだったのに、容赦なくて、子供がひとり泣いて、走って行ってしまう、なんていうハプニングまで起こります。審判が割ってはいるけど、まだまだ飛び交うビーチボール。
靴を並べて作られたとてもおしゃれで楽しいミニゴルフ。
広場に展示されているアート。貝のようなおうちの中には、クッションがあって、くつろげるスペースに。
ワイヤーで作られた家もクリエイティブ。
気に入った家は、こちらのツリーハウス!太い大きな立派な木が家の中央のお部屋を突き抜けています。カラフルで楽しいペイントが施され、みんなで一緒に乗れる丸いブランコも大人気!
Castle Williamsからマンハッタンをのぞむ。お天気のいい日は本当に島のどこからみても絶景ばかりです。
ガイドさんもいて、歴史的な説明などをしてくれるツアーも、定期的に行われています。
キャッスルウィリアムズ (Castle Williams)。19世紀前半に造られた城壁で、リバティー島、エリス島、マンハッタンのバッテリーパークにあるキャッスルクリントンと共に当時のニューヨークハーバーにおける防御の要だったそうです。
Castle Williams と共にナショナルモニュメントとなっている Fort Jay です。1976年、独立戦争時に造られた島で最初の砦だそうです。
カモメ達もくつろぎにやってきます。
ガバナーズアイランドの西側には、エリス島。かつてヨーロッパからの移民の玄関口だった島で、現在は移民ミュージアムとなっています。
ガバナーズアイランドになんと野球場もあり、この日は女子チームがソフトボールの試合をしていました。なんていう贅沢な絶景のグランド。
アスレチックの公園もできたんですね。
ガバナーズアイランドでは毎年のように新しい見どころが増えていますが、
2016年7月には新スポット、ザ ヒルズ (The Hills) が登場しました。
夕暮れ時の自由の女神やマンハッタンの美しい景色を見ることができます。
島の中には教会もあります。
教会にアートが描かれてこんなに大変身したりします。
静かなおうちが並ぶエリアにもアート飾りがされていて、島の中を歩くのが楽しい一日。きらきらと太陽の光を反射して綺麗です。
綺麗なローズも咲いています。今、ちょうどバラの美しい季節ですね。
ガバナーズアイランドにはフードトラックもやってきているので、ランチは持参しなくても大丈夫です。
フェリーでマンハッタンへ戻ります!
一日のんびりと過ごせる憩いの島です。ゆっくりと過ごしたい、お天気のいい日に訪れてみるのがおすすめです。
ガバナーズアイランド Governors Island
ガバナーズアイランド フェリースケジュール
週末の午後と平日は往復3ドルになります。
週末の午前中はフェリー無料です。
マンハッタンからのフェリー乗り場:The Battery Maritime Building (10 South St. New York, NY) → マップ
ニューヨークフェリー (NYC Ferry) も利用できます。
ガバナーズアイランドはこんな楽しい場所です。動画もご覧ください。
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