ニューヨークでは、現在、濃いピンクの八重桜が各所で満開となっています。セントラルパークでも、少し前は、淡いピンクのソメイヨシノ系の桜の美しい光景が見られましたが、今は、カンザン桜 (Kwanzan Cherry Trees) が見頃を迎えています。セントラルパークで最も有名な八重桜の見どころは、ジャックリーヌオナシスケネディ貯水池のすぐ西側にある桜のトンネルのスポットです。桜が満開になると密集した桜の木々による美しいピンクのトンネルがとても綺麗で、この時期の人気のお花見スポットとなっています。今年もボリューム満点のとても鮮やかな濃いピンク色の八重桜が一斉に咲いており、週末とても綺麗でした。
セントラルパークの西側、86ストリート辺りから公園に入り、リザーバーの池を目指します。貯水池周辺は、セントラルパークの中でも人気のジョギングコースで、特に、週末は、多くの人がランニングをしています。この時期は、迫力のあるピンクの桜に彩られて、綺麗なお花を見ながらランニングやお散歩を楽しむことができます。
カンザン桜 (Kwanzan Cherry Trees) が密集し、ピンクのトンネルとなっているのは、90th street 周辺のリザーバーから西側の小道となります。ツインタワーが印象的な El Dorado などがあり、アッパーウエストサイドらしい景色が見られます。
有名なワシントンDCのタイダルベイスンの桜は、1912年に、東京から贈られたことはよく知られていますが、実は、このセントラルパークのカンザン桜 (Kwanzan Cherry) も、同時期に、東京から贈られたものなんだそうです。
元気いっぱい木登りをしたり、綺麗な桜のブーケ作りを楽しむ子供たちもいました。
こんなお天気のいい日は気持ちよくお昼寝です。
暖かくなり、セントラルパークをサイクリングで楽しむ人もとても増えてきました。
なんだかかわいい二人乗りの自転車。
この他、濃いピンクの八重桜は、セントラルパーク内の色々な場所でも見られます。
例えば、こちらは、セントラルパークのシープメドウ。週末は、ピクニックを楽しむ人々がいっぱいです。こんなに可愛らしいお城のテントも見かけました。
ソフトボールの練習をする女の子たちの姿も見られ、週末のセントラルパークはどこもとても賑わっています。
少し前は、セントラルパークで淡いピンクの桜が満開でこちらもとても綺麗でした。