ニューヨークは今週末色々なイベントが色々なところで開催され、どこも大賑わいな雰囲気でした。今週末、本当に、どのイベントに行くべきか迷ってしまうほど、遊び場所の選択肢がいっぱいあった忙しい週末だったのですが、夜はセントラルパーク初の1000機のドローンショーも開催され、お天気に恵まれたのが本当によかったです。実はニューヨーク、しばらく毎週末ずっとずっと雨や曇りの悪天候続きだったのです。平日は真っ青な晴れ日が多いのに、なぜか週末になると空がどんよりとし、せっかくの週末が残念なことが多かったのですが、今週からしばらく、ニューヨークは晴天続きになり、しかも気温もしばらく暖かい日が続くので、旅行やお出かけのベストシーズンになりそうです。
ニューヨークでは、なんと7週間連続で週末に雨が降りました。直近の週末も例外でなく、金曜日から雨が降り続きましたが、土曜日の午後には雨が上がり、美しい青空も広がり、ひさしぶりのお天気の週末にたくさんの人が街に繰り出していました。
10月中旬、秋真っ只中のニューヨークでは、様々なイベントが行われていますが、この日は、メトロポリタン美術館で、メットフェスト (MetFest) が開催されていました。
メットフェストは、昨年からはじまった、ファミリー向けのメトロポリタン美術館のブロックパーティで、様々なグループによるパフォーマンスが行われたり、館内でキッズ向けのイベントなどが行われます。今年は、正午過ぎまで小雨が降り続いていたので、外のステージは設営されず、パフォーマンスは館内の劇場で行われていました。
今年から新たに登場していたのが、クイーンズナイトマーケット の出店で、周辺は賑わっていました。
クイーンズナイトマーケットらしい世界各国料理のお店がアッパーイーストサイドの五番街と言う珍しい場所に登場し、サプライズとなっていました。
昨年のメットフェストの様子は、こちらです。
先週の金曜日から週末にかけては、オープンハウスニューヨーク が開催されていました。今年も色々な場所に行ってみましたが、土曜日に訪れてみたのが、メトロポリタン美術館前にあるボザール様式の小さなタウンハウス、1014 Fifth Avenue。
1014 Fifth Avenue は、1907年に建てられたタウンハウスで、かつては、ドイツの大使の公邸兼文化センターでした。巨大な建物の狭間にある小さなタウンハウスで、なかなか工事が難しそうですが、2021年から、David Chipperfield Architects によりリノベーションプロジェクトが行われていて、そんな建物の現在の様子を垣間見ることができました。
夜は、セントラルパークで 1000機のドローンによるパブリックアートショーが行われました。午後過ぎまで雨が降り続き肌寒い日だったので、あまり人は来ないかなと思いつつ訪れてみたら、びっくりしました。まるで花火大会でも開催されるような人の集まり具合で、ベセスダ噴水やテラス周辺に、隙間がなくなるくらい、たくさんの人々が集まっていて激混みでした。
今回行われた セントラルパークのドローンショー は、オランダの Studio Drift によるもので、ホシムクドリの大群が一斉に飛んでいる様子をもとに作られた、Franchise Freedom と題された 1000機のドローンによるパブリックアートのパフォーマンスでした。午後7時、8時、9時の3回に渡って行われました。
無数の星がキラキラ輝き、夜空がプラネタリウムになった感じの美しいパフォーマンスでした。ドローンショーと言うと、キャラクターなど分かりやすい形が描かれることが多いですが、今回のショーは、抽象アートのようなパフォーマンスで珍しいものでした。
ショーは、10分間程の予定でしたが、少し短く6分前後だったような気がします。まだ渡り鳥のシーズン中のライトショーとなり、懸念の声が上がっていたこともあり、少し変更を加えたのかもしれません。短めのショーだった上に、ドローンは、とてもゆっくりな動きで、比較的低空を飛行していたので、野鳥をはじめ野生動物への影響は心配なさそうです。
ニューヨークの恒例イベントではなく、短い予告期間で行われた単発イベントだったので、まさかこんなに混むとは思っていませんでしたが、メディアとSNSのおかげでしょうか、花火大会の日のような凄い数の人が集まって来ていました。セキュリティスタッフやNYPDも大出動で、大忙しとなっていました。
セントラルパークで初めて開催された、1000機のドローンによるライトショーの様子はこちらです。
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