MLB マイアミマーリンズのコロナ集団感染 開幕したばかりのメジャーリーグ試合中止に

Yankee Stadium

今年は、コロナのため、アメリカのプロ野球、メジャーリーグ (MLB) の開幕が遅れ、ようやく7月23日にはじまりましたが、早速、マイアミマーリンズ (Miami Marlins) で集団感染が起こってしまいました。マーリンズの選手11人とコーチ2人の感染が確認され、その結果、今日予定されていた、マーリンズとオリオールズ戦、週末、マイアミマーリンズが、試合を行っていたフィリーズとヤンキースとの試合も中止となっています。

先週、7月23日に開幕したばかりの、メジャーリーグのマイアミ・マーリンズ (Miami Marlins) で、コロナ集団感染が起こってしまい、今日予定されていた、マーリンズ 対 オリオールズ、ヤンキース 対 フィリーズ の2試合が中止となっています。

まだ、パンデミック中という事で、メジャーリーグは、今年は、無観客試合で開催されていますが、それでもやはり感染リスクが高く、早速、マイアミ・マーリンズでアウトブレイクが起こってしまいました。マーリンズは、週末、フィラデルフィアでフィリーズと試合を行っていたため、マーリンズの試合の他、フィラデルフィアで予定されていた、フィリーズとヤンキースの試合も中止となっています。

野球は、試合中は、あまり選手同士が、接触するスポーツではないので、フィリーズには感染が広がっていないのではないかと思いますが、検査結果が気になります。
その後の検査結果によると、フィリーズの選手には、今の所、感染者は出ていませんが、コーチとクラブハウスのスタッフの2名が陽性となったことが発表されています。マーリンズに続き、フィリーズも少なくともしばらくの間は、試合は中止となります。

また、マーリンズの感染者数は、その後も増え、選手は17名、スタッフ2名の合計19名となっています。

試合自体には、それ程感染リスクは高くないと思われますが、親しい仲間同士が集まると、どうしても気を緩めてしまい、マスクなしで食事をしたりするなど、接近して会話が弾んでしまう機会が増えるので、結果、感染リスクが高まってしまいます。無観客のため、感染の範囲が選手をはじめ関係者に限定されるのが救いですが、開幕したばかりで早速起こってしまった集団感染を受けて、メジャーリーグの今後の対応が気になります。

MLB の今後のスケジュールは、こちら です。ヤンキースの今年最初のホームゲームは、7月29日のフィリーズ戦が予定されていましたが、オリオールズ戦に変更されています。

ニューヨーク州では、フェーズ4 を迎え、無観客でのプロスポーツイベントの開催が可能となっています。
全米オープンテニスも開催が予定されています。

全米オープンテニス 今年も開催!アメリカ人気スポーツの今後の予定

猛暑が続き、ビーチ日和の日が続いていますが、こちら の記事によると、ニュージャージー州の人気ビーチエリア、ジャージーショアでもいくつかアウトブレイクが発生しているようです。ライフガード35人程の集団感染も起きていますが、コンタクトトレーシングによると、ビーチでの職務中はなく、仕事仲間同士でのパーティでのアウトブレイクと考えられているようです。

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久しぶりに会った、親しい仲間とのパーティなどで一気に感染が広がってしまうような状態がまだまだ続いていて、気が抜けない状況です。

MLB マイアミマーリンズのコロナ集団感染 開幕したばかりのメジャーリーグ試合中止に was last modified: 7月 30th, 2020 by mikissh