ニューヨークは、アートが日常的に溢れ、街中に溶け込んでいる街です。街歩き中に、新しいアートを見つけるというのも楽しみの一つだったりします。そんな数あるパブリックアートの中でも、今、特に可愛らしい作品が、ウエストビレッジにある「パパラッチドッグ (Paparazzi Dogs)」です。SATCの キャリーの家 があったり、その役を演じていたサラジェシカパーカー自身がリアルに住んでいたりと、何気なくセレブも多く住んでいるようなエリアだったりするウェストビレッジ。こんなパパラッチがいてもおかしくないのですが、こんなおもしろかわいいパパラッチにだったら歓迎かもしれません。通りかかる人たちが、パパラッチドッグと一緒に楽しそうに写真撮影しています。
このパパラッチドッグは、昨秋からウェストビレッジにいますが、実はニューヨークに登場するのは初めてではありません。それ以前は、ブルックリンのダンボ (DUMBO) に飾られていました。
この4匹のパパラッチドッグたちには実はちゃんと名前もあり、Joel, Charlie, Rocky, Samuel くんといいます。オーストラリアのカップルアーティスト、Gillie and Marc の作品で、パパラッチドッグたちは世界の様々な都市をツアーしてきているようです。
グリニッジビレッジのシンボル的存在で、綺麗なステンドグラスの窓があるレンガ造りの美しい教会 ジェファソンライブラリー (Jefferson Library) のすぐそばの交差点にあります。
アウトドアの休憩スペースにもなっていて、ご近所さんがベイカリーやアイスクリーム屋さんから買ってきて楽しむのにもいい場所です。おしゃれでクリエイティブなニューヨークらしいドーナツ屋さんもこのグリニッジビレッジエリアにあります。
ちなみに、図書館のお隣の、犬たちの像の奥には、緑がいっぱいのジェファソンマーケットガーデンがあります。特に夏はお花が咲いて素敵な公園になります。
来年 2018年には、イーストビレッジに話題になりそうな大きな像が登場するそうです。この像は、現在、世界で3頭しかいないという絶滅の危機に瀕しているキタシロサイ (northern white rhinoceros) をテーマとした世界最大のサイの像 “The Last Three”
で、アスタープレイスにやってくるそうです。
https://twitter.com/AstorPlaceNYC/status/876881988287946756
街中に出現するアート言えば、連日ニュースになるほど話題になった、こんな女の子の像もあります。