ニューヨークでは、今年は、花や緑がいっぱいのリゾート感溢れるデザインがよく目に付きますが、ダウンタウン、ワールドトレードセンターに隣接するオフィス街、ブルックフィールドプレイス(Brookfield Place) には、今、おとぎの国のような砂のお城、サンドキャッスルが登場しています。ブルックフィールドプレイスのパームツリーでお馴染みのウィンターガーデンには、常夏をイメージしたようなカラフルなテキスタイルアートも飾られ、長閑なビーチタウンにやって来たような気分になります。
ブルックフィールドプレイスは、ダウンタウンのワールドトレードセンターの西側、バッテリーパークシティにあるオフィスとリテールからなる複合施設で、ルイヴィトン、グッチ、BOTTEGA VENETA など高級ブランドから J.Crew、ルルレモンなどお馴染みのブランド、フランス風のフードマーケット、ル・ディストリクト(Le District) や、フードホールの ハドソンイーツ(Hudson Eats) など色々なお店が入っています。
ブルックフィールドプレイスの1階の中心、背の高いヤシの木 (Palm Tree) が植えられている、ウィンターガーデンには、現在、フォークアート風の夏色のカラフルな作品が登場しています。こちらは、ファイバーを使用した作品で知られる、アメリカ人黒人女性アーティスト、Xenobia Bailey さんの Hallowed Be Their Names と題されたカノピーや Mothership などです。緑の木々に映えるカラフルな作品で、涼し気な雰囲気になっています。
ニューヨークのレストランでは、今、アウトドアスペースを中心に花の飾りが大人気になっていますが、ブルックフィールドプレイスの外のヨットハーバー沿いのレストランも、美しく飾りつけられていて大人気です。
カクテルなどが楽しめる夏限定のリゾート感溢れるアウトドアバー、The Bungalow も登場しています。
そして、そのお隣には、砂で作られた大きなお城が登場しています。アメリカのビーチバケーション のときなどに、よくこういう砂の素晴らしい作品を見かけることがありますが、マンハッタンのダウンタウンに砂のお城が登場してびっくりです。
砂のお城は、とても精巧にできていて、とても綺麗なお城です。ブルックフィールドプレイスで、8月14日まで飾られています。砂のお城は、まるで さっぽろ雪まつり で登場するような作品のようでもあります。さっぽろ雪まつりも、来年は、無事、通常通り開催されるといいですね。
ハーバー沿いには、ニューヨークの老舗バーガー屋さん、P. J. Clarke’s などもあり賑わっています。
旅行者も多いですが、オフィスワーカーたちも最近は早い時間帯からたくさん姿を見かけるようになっています。
ハーバー沿いには、パブリックスペースも多いので、ちょっとした休憩やテイクアウトして食事をするのにも便利です。
ブルックフィールドプレイスがあるバッテリーパークシティは、とても公園が多いエリアで、ロックフェラーパークをはじめ色々な居心地のいい公園があります。
ハドソン川沿いには、気持ちがいい遊歩道があり、散策におすすめです。遊歩道を南に進んで行くと、自由の女神などの素晴らしい絶景が見られる、マンハッタン最南端のバッテリーパークがあります。
