ハイラインの新セクション The Spur が、ニューヨークの最新スポット、ハドソンヤードの近くにオープンしました!ハイラインの The Spur には、一際目立つアフリカ系女性の巨像アートが登場し、ハイライン下の普通の通りを歩いていても目を引く存在になっています。The Spur にある 女性のアート、どこかで見たことがあるかも?と言う人もいるかもしれませんが、実は、現在、ニューヨークのミュージアムでとても注目を集めているアーティストの作品なのです。グッゲンハイム美術館や、ホイットニー美術館のホイットニーバイエニアルでも展示されており、ニューヨークで今年最もフィーチャーされている、ニューヨークの女性アーティスト、Simone Leigh さんの作品です。
巨大な彫刻作品が登場したのは、先日、2019年6月8日にオープンしたばかりのハイラインの憩いの新スポット、The Spur です。ハイラインから 10 Hudson Yards の南側に延長された部分にあります。
存在感のある巨大な彫刻は、Simone Leigh さんの 「ブリックハウス」(Brick House) と題されたアフリカ系女性をモチーフとした作品で、10アベニューの南側の方を向いて佇んでいます。
Simone Leigh さんの「ブリックハウス」は、ハイラインの本通りからは、斜めを向いている横顔が見えます。正面は、The Spur に入っていくか、10アベニューの南側の通りから見ることができます。巨大彫刻は、来年、2020年9月まで長期間に渡って展示されます。
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または、ハイライン散歩のときに是非立ち寄ってみてください。
ニューヨークのアッパーイーストサイドにある人気ミュージアムの グッゲンハイム美術館 では、2年に1度、世界の全アーティストを対象に選考を行い、賞を授与する The Hugo Boss Prize というのがあります。その選考基準の詳細は分かりませんが、あまり知られていないアーティストが、選ばれることが多い賞で、昨年、2018年に選出されたのが、Simone Leigh さんでした。現在、Simone Leigh さんの特別展、The Hugo Boss Prize 2018: Simone Leigh, Loophole of Retreat が、グッゲンハイム美術館にて開催されています。
Simone Leigh さんは、彫刻専門という訳ではなく、自分のルーツであるアフリカンアートや社会問題など自分の興味に合わせ、彫刻の他、インストレーションアートや、パフォーマンスなど様々な媒体で表現する、今の時代らしいアーティストさんです。セラミックスへの興味が彼女のアートの原点のようで、セラミックスを用いた個性的なアート作品も展示されています。
藁がいいアクセントになっています。
Simone Leigh さんの作品は、ホイットニー美術館で、2年に一度開催される最新のアメリカンアートをテーマとしたホイットニーバイエニアルにも登場しており、一際目立つ存在となっていました。
こちらは、白いセラミックス。髪の網目のような部分が面白い作品です。
思わず目がいってしまう、愛嬌ある可愛い作品です。
ホイットニー美術館は、最新アートのトレンドを見たい人におすすめの美術館です。
Simone Leigh さんは、1968年生まれシカゴ出身の女性アーティストで、現在、ニューヨークで活動しています。こちらでは、今年ニューヨークで大フィーチャーされている Simone Leigh さんが紹介されています。
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