ニューヨークを代表する観光スポットであるタイムズスクエアは、世界中から旅行者が集まるいつも賑やかな繁華街です。そんなタイムズスクエアも、昨年、パンデミック中、今まで見たことがないようなすっかり閑散とした光景が広がっていましたが、今ではびっくりするくらい、たくさんの旅行者たちが戻ってきており、お昼だけでなく、夜のタイムズスクエアも、以前のようなとても賑やかな光景が見られるようになっています。
先日、久しぶりに、タイムズスクエアを通りかかったとき、久しく見ていなかったような人で溢れかえる、旅行者たちが戻ってきたとても賑やかなタイムズスクエアらしい光景が広がっていて、びっくりしてしまいました。
以前は、人がまばらだった赤い階段エリアも、ぎっしりと人で埋まっています。
ニューヨークを代表する繁華街、タイムズスクエアは、いつ訪れても観光客やブロードウェイにやって来た人々でいっぱいのスポットです。
そんなタイムズスクエアも、アメリカでパンデミックがスタートした昨年3月中旬を境に、ブロードウェイの劇場も全て閉鎖され、一気に人通りがなくなってしまいました。
最も人が少なかったのが、ロックダウン中とその直後の昨年の4月から6月で、2019年の人通りの10%前後で、ほとんど人影が見られず、まるで映画の中の世界のような光景が広がっていました。こちらは、ロックダウン明け直後の昨年5月のタイムズスクエアの様子です。
タイムズスクエアの通行量のデータ によると、その後、次第に人通りは、増えていきましたが、先月6月まではまだ2019年の3-4割前後を推移していました。そして、ようやく先週、2019年の6-7程に達し、今週は、さらに人通りが多く、かなり以前のような賑やかな雰囲気が戻って来ました。
エンターテイナーの人たちも戻って来て、なぜか観光客を惹きつけてしまう、観客参加型のお馴染みの芸を披露していました。
平日の夜10時位でも、凄い人通りで、お祭りのような雰囲気です。
座ってのんびりできるスペースもすっかり埋まっています。
すっかり賑わいが戻って来たタイムズスクエアですが、以前と大きく違うのは、マスクを着用している人が多いこと、そして検査やワクチン接種ができる会場が用意されています。今春登場し、9月30日までオープンしていて、誰でも無料でワクチン接種が可能な 20 Times Square (701 Seventh Ave) の他、移動式のコロナ検査会場もあり、夜遅い時間にも関わらず次々に人がやってきていました。ワクチン会場は、国籍を問わず、誰でも無料で接種できるので、当面ワクチン接種困難と思われる、南米などの国々から旅行者たちがやって来ているようです。
長期間に渡り閉店していた、ニューヨークチーズケーキで有名な ジュニアーズ もタイムズスクエアのお店を再開し、さっそく大盛況となっていました。週末でもなんでもない、週の真ん中の平日の夜、しかも夜10時過ぎと遅い時間にも関わらず、満席に近いお客さんの多さに、びっくりしました。
ニューヨークの街角では、ニューヨークの街を警備する NYPD の人たちの姿をあちらこちらでよく見かけるようになっているので安心感があります。
今まだ、ニューヨークのブロードウェイミュージカルなどが行われていないのですが、それにもかかわらず、夜こんなにたくさんの旅行者たちがタイムズスクエアにいることに、驚きましたが、今後 ブロードウェイミュージカルが再開 すると、さらに人の行き来は増え、さらに賑やかな光景となり、完全復活と言える日がやってくるのも近いと思います。
楽しい週末をお過ごしください♡