賑わう夏のロックフェラーセンター!ニューヨークのど真ん中に巨大な炭アート彫刻 登場中

夏休みもそろそろ終盤を迎えていますが、ミッドタウンを中心にニューヨークは、たくさんの旅行者で大賑わいとなっています。五番街沿いのロックフェラーセンターは、絶景が見渡せる展望台をはじめ、水の音が心地いい休憩スペースや食事スポットがあったりと憩いのスペースになっています。そんなロックフェラーセンターには、今夏、とても存在感のある炭で作られた巨大な像が登場し、面白い光景が広がっています。

ニューヨークのミッドタウンにあるロックフェラーセンターは、1930年代に開発された歴史あるビル群で、古代ギリシアの神であるプロメテウスをはじめアールデコや近代のアートが様々な場所に飾られています。ロックフェラーセンターと言えば、冬のアイススケートリンクやクリスマスツリーが有名ですが、最近では、季節毎に様々なイベントが行われ、色々な現代アートが登場したり、レストランやカフェの出店なども増え、すっかり旅行者にも人気のスポットになっています。

ミッドタウンと言えば、オフィス街で、高層ビルが立ち並んでいますが、五番街からロックフェラーセンターへと続く小道は、美しい噴水がある清涼感溢れる空間のチャンネルガーデンがあります。
ニューヨークの街の豪華な景色が見られる、ロックフェラーセンターの展望台 観光の合間の休憩スポットとしてもおすすめです。

そんなロックフェラーセンターに、今夏、登場しているのが、巨大な炭アートです。こちらは、炭アート、Issu du feu (From Fire) で知られる韓国人アーティスト、Lee Bae の作品で、炭となった丸太が積み上げられ、なんと6.4m (21 foot) もある巨大な彫刻です。

リノベーションを経て、すっかり真っ白になった、セントパトリック大聖堂と並んで、対照的になっています。炭と言う個性的な媒体を用い、60年代から70年代にかけて隆盛だった日本版のミニマリズムアート、もの派の雰囲気も感じられる作風です。
それもそのはず、アーティスト Lee Bae は、日本で活躍し、直島に個人を冠した美術館もある、もの派の代表的な存在として知られる韓国人アーティスト、李禹煥 (リー・ウーファン)のアシスタントをしていたそうです。リー・ウーファンの作品は、以前、ディアビーコン の展示で見たことがあります。

巨大な炭の像に加え、ロックフェラーセンターの地下、リンクレベルにあるギャラリーでは、2023年8月27日まで、韓国の現代アート展、Origin, Emergence, Return が開催されていて、Lee Bae の他、Park Seo-bo、Jin Meyerson らの作品が展示されているので、興味がある人は覗いてみるのもいいと思います。

ロックフェラーセンター周辺には、セントパトリック大聖堂 や高級デパートの サックスフィフスアベニュー をはじめ人気のショッピングや観光スポットが集まっています。

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賑わう夏のロックフェラーセンター!ニューヨークのど真ん中に巨大な炭アート彫刻 登場中 was last modified: 8月 23rd, 2023 by mikissh