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【最終回】NYの豪華クリスマスウィンドウPart7 メイシーズ Macy’s

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2014年のNYのホリデーシーズンを彩る豪華クリスマスウィンドウいよいよ最終回です。全7回に渡る特集となりましたが、Part7の今回、最後を飾るのは、6th Aveと34th Streetにあるデパート、メイシーズ (Macy’s) のホリデーウィンドウです。今年のテーマは”Santa’s Journey to the Stars”です。
最近の子供たちはテクノロジーにたけているけれど、昔のように物語を楽しんだり、夢をみる心を忘れないで欲しいという思いをこめてデザインされたものだそうです。サンタさんと一緒に宇宙を旅するとか、そういう夢をもつこと、夢を信じることの大切さを思い出させてくれます。

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ニューヨークのMacy’sは、6th Avenueから7th Avenue、34th Streetから35th Street東西も南北も丸々1ブロック分の敷地を占めた大変大きなデパートです。売り場面積は、198,500平方メートル、The World’s Largest Storeと看板を掲げているように世界最大だったのですが、2009年に韓国の新世界センタムシティ百貨店(293,905平方メートル)が建ち、抜かされてしまったようです。

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今年のメイシーズのホリデーウィンドウもかわいらしいキャラクターがたくさん登場する力作です。
おもちゃ箱をひっくり返したようなかわいいにぎやかなディスプレイ。挟まって出られなくなってしまったサンタクロースをワンちゃんが助け出そうとしています。

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笑顔がいっぱい。ウィンドウを見に来た人々も思わずみんな笑顔に。

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クリスマスウィンドウは、天体観測が大好きな男の子が夢見るお話です。

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なんと、サンタさんと一緒に宇宙へ飛び出していってしまいます。

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赤い星では、宇宙人に出会います。

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どこへ行ってもサンタさんは大忙し、ジープで移動中。

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サンタさんと一緒に宇宙空間をふわふわ飛んじゃいました。

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サンタさんとのジャーニーは続きます。また別の星を発見、青い星ではまた新しい出会いがありました。

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地球に戻ってきてみると、ニューヨークのメイシーズが見えます。サンクスギビングデーのパレードの光景だ!
ニューヨークの各デパート、それぞれ個性溢れる本当に素敵なクリスマスウィンドウディスプレイですが、メイシーズが一番子供の目線にたったかわいいハートフルなストーリー展開のディスプレイのように思います。

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サンクスギビングデーパレードの時のバルーンがまだ飾られています。

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ショーウィンドウだけでなく、お店の中もとっても華やかで、入り口を入るとキラキラした世界が広がっています。

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メイシーズと言えば、ヴァージニアちゃんのお話が有名です。110年以上も前にニューヨークに住んでいた女の子のお話が、今もまだ語り継がれているのです。

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サンタさんは本当にいるの?
一生懸命本を調べましたが答えは見つかりませんでした。

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サンタさんなんていないんだよ、ってお友達に言われ、お父さんに聞いてみました。すると、ニューヨークの新聞社、The Sun、に手紙を書いて質問してごらん、と言われ投書しました。
クリスマスウィンドウには、The Sunの記事をお友達たちが読んでいる光景もあります。
ヴァージニアちゃんの質問に、The Sunの記者、フランシス・チャーチさんが社説で返事を返してくれたのです。

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オリジナルの英文記事、The New York Sun “Yes, Virginia…”、を要約してみました。

そうだよ、ヴァージニアちゃん、サンタはいるんだよ。
愛や優しさ、誰かのために尽くす心があるように、サンタさんは確かにいるんだ。
そして私たちの人生を最高に美しく、喜びに満ちたものにしてくれるんだよ。
サンタさんがいない世界、それはヴァージニアちゃんみたいな子もいないどんなにかつまらない世界だろう。
子供のように純粋に信じることも、心で感じることも、夢をみることもなく、目に見え実感できるものだけしか楽しめないのだから。

お父さんに頼んで、イブの夜にすべての煙突を見張らせてサンタさんを捕まえようとした、それでも見つけられなかったとしても、サンタさんがいない、ということではないんだよ。なぜなら、大人にも子供にも誰にも見えないんだ、この世の中の本当の真実はね。

見えない世界はベールで覆われているんだよ、それはどんなに強い男たちが束になってかかっても破ることができないものなんだ。
信じる心や、感じる心、愛する心、夢をみる心、そういうものだけがそのベールを押し開いて、その向こうにあるこの世のものとは思えないくらい美しい、栄光の世界を見せてくれるんだよ。

サンタさんはずっとずっと生き続けるんだ、千年経っても、十万年経ってもね。
そして、子供たちの心を喜びで満たし続けてくれるんだよ。

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このヴァージニアちゃんに宛てた返信記事は、人々の心をうつ、後世に残る超名作の記事となりました。それから毎年クリスマスシーズンが近づくと掲載されるようになったのです。でもこれを書いた記者がフランシス・チャーチさんだったということは彼が亡くなったあとに初めて人々は知ることになったそうです。当時8歳だったヴァージニアさんは、大人になり、教職につき、校長先生も務めました。子供の頃のサンタさんはいるんだよ、という記事のことを知り彼女に連絡をくれた人々にはその記事のコピーをつけて丁寧に返事をしていたそうです。1971年に81歳で亡くなられた時、New York Timesは彼女のことを“Santa’s friend”と掲載し追悼しました。

1897年にニューヨークの新聞に掲載された名文が今も語り継がれていることに感動します。日本でも サンタクロースっているんでしょうか? という絵本になっています。大人が読んでも心温まる、感動するお話です。

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メイシーズの1階に、サンタメールポストがあり、サンタさんを信じるかわいい子供たちがお手紙を書いて投函しています。みんなどんなお願い事をしているのかな?

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映画『34丁目の奇蹟』(Miracle on 34th Street)もメイシーズを舞台にしたクリスマス映画として有名ですが、まさにその映画に出てくるような、サンタさんに会えるイベントSantalandがメイシーズの8階で行われています。

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“Believe” 信じる心の大切さを教えてくれるメイシーズのクリスマスです。

この綺麗でかわいいメイシーズのホリデーウィンドウですが、グーグルマップの新機能を使って体験することができます。紹介ブログでは、ニューヨークとロンドンのクリスマスウィンドウが特集されていました。Macy’sはこちらです。実際に行かなくても十分楽しめるほど綺麗に見えます。ロンドンのデパートもいい感じですよ。

それでは、みなさま、素敵なクリスマスをお過ごし下さい♪

2014年ニューヨークの豪華クリスマスウィンドウ特集

  1. NYの豪華クリスマスウィンドウPart1 サックスフィフスアヴェニュー
  2. NYの豪華クリスマスウィンドウPart2 Barneys New York
  3. NYの豪華クリスマスウィンドウPart3 Lord and Taylor
  4. NYの豪華クリスマスウィンドウPart4 ブルーミングデールズ
  5. NYの豪華クリスマスウィンドウPart5 Tiffany & Van Cleef Arpels
  6. NYの豪華クリスマスウィンドウPart6 バーグドルフ・グッドマン
  7. NYの豪華クリスマスウィンドウPart7 メイシーズ

メイシーズのクリスマス 夢いっぱいのホリデーウィンドウ

【最終回】NYの豪華クリスマスウィンドウPart7 メイシーズ Macy’s was last modified: 12月 24th, 2018 by mikissh

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