クリスマスツリーはいつまで飾る?海外アメリカでの捨て方・片付け方

クリスマスツリーを飾る時期も終わり、お片付けの時がやってきました。アメリカで最近見かける光景がこちら、道沿いに捨てられているクリスマスツリーたちです。クリスマスの飾り付けを片付けるのは、クリスマスの翌日とまではいかなくても、せめて年内には片付ける、そう思っている人も多いと思いますが、実は、海外欧米では、クリスマスから12夜を迎える1月6日頃までクリスマスツリーは通常飾られ続けます。1月6日は、エピファニー(公現祭)という、キリスト教で大切にされている日です。イエス・キリストが生まれた日が、12月25日のクリスマスですが、その後、東方の博士たちがイエス・キリストに会いにやってきたのが、1月6日、エピファニー(公現祭)の日です。クリスマスツリーを片付ける日は、1月6日、エピファニー(Epiphany 公現祭)の日以降とされています。

クリスマスツリーはいつまで飾る?

アメリカに住んでいても日本人のお宅だとお正月を迎える前に、もうクリスマスツリーを片付けてしまうおうちも多いかもしれません。
また、クリスマスツリーを飾ったまま、お正月も楽しむ、多文化の折衷な楽しみ方をしているおうちもあるかもしれません。

海外では、クリスマスツリーは、クリスマスから12夜飾り続け、エピファニー(Epiphany 公現祭)、三賢人の日とも呼ばれる、1月6日以降に捨てる習慣があります。それ以前に捨ててしまうと不運になると信じられています。
そんな理由もあり、アメリカでは、公共の場所に飾られるクリスマスツリーも、ほとんどのところが、1月6日頃までは飾られています。

1月6日以降に街を歩いていると、等間隔に、それぞれの家の前に、飾り終わった大量のクリスマスツリーが出されている光景がよく見られます。

クリスマスツリーの捨て方

使用後のクリスマスツリーは、リサイクルのごみとしてだされます。
ニューヨークだと、今年は1月5日から13日までの間に、道沿いにクリスマスツリーを出しておくと、ごみの収集の方たちが、クリスマスツリーのリサイクルごみとして特別に回収して行ってくれます。通常のリサイクルごみとは別扱いになりますので、ツリーはツリーでまとめておくようになります。

クリスマスツリーは、ツリーの飾りをすべて綺麗に外し、長い木はカットします。クリスマスツリーは、ごみ袋などには入れずに、そのままの状態で置いておきます。ビニールに入れてしまうと、回収してもらえなくなります。リースもクリスマスツリーと一緒にだしておいてOKです。
住んでいる場所によって、クリスマスツリーの捨て方・回収方法のルールが色々違うかもしれないので、地域のルールも確認してみましょう。

ニューヨークの有名な ロックフェラーセンターのクリスマスツリー の木もリサイクルされます。

バス停の前にもクリスマスツリーが山になっています。

使用後のクリスマスツリーの緑の部分を綺麗に花壇に飾っているところもありました。そのひと工夫がとても上手で素敵なアイディアだと思います。

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クリスマスツリーはいつまで飾る?海外アメリカでの捨て方・片付け方 was last modified: 1月 8th, 2024 by mikissh