ハリーポッターのブロードウェイ作品を見に行って来ました!ロンドンのウエストエンドで、2016年にスタートし、昨年、2018年に、ニューヨークのブロードウェイに登場したばかりの人気作です。ハリーポッターファンとしてはずっと見に行きたいと思っていましたが、このハリーポッター、通常のミュージカルを2本続けて見る感じの2部からなる大作ということで、簡単には行けず、今回初めて、ハリーポッターの最新作『ハリーポッターと呪われた子』(Harry Potter and the Cursed Child) を鑑賞してきました!通算5時間以上の超大作ですが、時間を忘れてしまうほど、舞台にのめり込むことができ、とても楽しめました。ハリーポッターの世界感がしっかりと舞台に再現されている、ハリーポッターファン必見のブロードウェイ作品です。
ハリーポッターと呪われた子
ニューヨークに登場した、ブロードウェイミュージカルのハリーポッター『ハリーポッターと呪われた子』(Harry Potter and the Cursed Child) は、ハリーポッターの原作者、J・K・ローリングさんも脚本の共同著作者になっています。実は、このハリーポッターは、ブロードウェイですが、ミュージカルのように、歌ったり踊ったりするような舞台がメインではなく、どちらかというと演劇の舞台のような感じです。ハリーポッターらしい、ミラクルな魔法の世界を演出した、趣向が凝らされたステージになっており、大熱演の中、様々な魔法も披露してくれます。
ハリーポッターの本は、いつも分厚い長編の本ですが、物語が面白いので、どんどん読み進めていくことができています。このブロードウェイのハリーポッターも同様で、続編の物語として、同じくらいたっぷりの物語が詰め込まれているので、長時間の作品となっていますが、夢中で見ているとあっという間に時が経ってしまう感じです。
『ハリーポッターと呪われた子』は、ブロードウェイではとても珍しい2部作となっています。つまり、パート1とパート2の各上演時間2時間半くらいのショーに2回訪れて見ると作品が完結するのです。そのためブロードウェイでハリーポッターを見ようと思ったら、基本的にはパート1とパート2の連続分のミュージカルチケットをまとめて2枚購入することになります。
『Harry Potter and the Cursed Child』は、2016年7月にロンドンのウエストエンドでスタートした演劇作品で、2018年4月からは、ニューヨークのブロードウェイでも上演がスタートしました。現在、ニューヨークのブロードウェイでは、ほとんどがロンドンでスタートした当時のオリジナルのキャストたちが演じています。今年のトニー賞では、ベストプレイ (Best Play) をはじめ6つの賞を獲得しました。
『ハリーポッターと呪われた子』は、現在では、オーストラリアのメルボルンでも公演がスタートしている他、今後、サンフランシスコ、ハンブルグ、トロントなどでも公演が予定されています。
ブロードウェイ ハリーポッター ストーリー あらすじ

『ハリーポッターと呪われた子 Harry Potter and the Cursed Child』は、みんなが知っている、大ヒットした本や映画のハリーポッターシリーズの続きの物語です。なんと、あれから19年後のお話となるので、ハリー、ハーマイオニー、ロンなどの登場人物たちがみんな大人になっています。ハリーは、びっくりなことに魔法省のお役人さんになっていて、子供もいるお父さんです。
『ハリーポッターと呪われた子』は、そんなハリー・ポッターの息子、アルビス・ポッターを中心にお話が進んでいきます。アルビスは、ハリーも通っていた、あのホグワーツ魔法魔術学校へいよいよ入学します。アルビスが、ハーマイオニーとロンの娘、ローズと一緒に、ホグワーツに向かう列車で知り合ったのが、ハリーのライバルだったマルフォイの息子、スコーピアスで、二人は思いがけず大の親友になります。そんなアルビスとスコーピアスが、タイムトラベルをしてしまったことから、歴史が書き換えられ、ヴォルデモート復活か?という危機に陥りますが、ハリーポッターら親たちも一堂に集結し立ち向かいます。
これまでの懐かしいシーンも挟みながら、ハラハラドキドキする、全く新しいストーリーなので、次にどういう展開になるのか、ワクワクしながら見ることができます。
ブロードウェイ ハリーポッター チケット購入
『ハリーポッターと呪われた子』(Harry Potter and the Cursed Child) は、2部作構成の作品のため、限られた曜日のみの公演となっています。
水曜日・土曜日・日曜日は、1日で、パート1 + パート2 を見ることができる日です。
お昼のマチネ公演 (2PM) パート1 + 夜の公演 (7:30PM) パート2 で 1セットです。
同日に全部見るのは、ちょっとキツイかな、という人には、
木曜日と金曜日、2夜連続で夜7:30からの公演があります。
木曜日の夜の公演 (7:30PM) パート1 + 金曜日の夜の公演 (7:30PM) パート2 で 1セットです。
この二部作のハリーポッターのチケットは、2枚セットで購入する場合、パート1のチケットを選んだら、自動的にパート2のチケットも決まります。
二つのパートのチケットを同時に購入すると、どちらも同じ席のチケットになります。なので、1部が終わって、2部で再び劇場に戻ってきたときには、全く同じメンバーが周りに座っています。
とりあえず、第1部だけ見に行って、好きだったら、第2部の方も後日見に行きたいという人は、第一部と第二部のチケットをバラバラに買うこともできます。
特にニューヨーク在住者で連続で行くのは難しい人は、分けて見に行くのもありかなと思います。
チケットを第一部と第二部でバラバラに購入する場合は、チケット料金が割高になります。直近で見たところ、大体1.5倍くらいの値段になります。
あと、選べる席がかなり後ろの方だったり、端の方だったりして、いい席の選択肢があまりないことが多いかもしれません。
『ハリーポッターと呪われた子』のチケットは 公式サイト の他、ニューヨークのブロードウェイチケットのディスカウントサイト TodayTix でも購入できます。
ブロードウェイ ハリーポッターの劇場・席
『ハリーポッターと呪われた子』が上演されるブロードウェイの劇場、リリック劇場 (Lyric Theatre) は、シルクドゥソレイユのブロードウェイデビュー作 パラモア を見に訪れたこともある劇場で、「スパイダーマン」なども上演されたことがあります。このリリック劇場は、もともとは1902年にオープンした歴史ある劇場なのですが、1996年に内装が一新され新しくなったので、綺麗な大きな劇場で開放感があります。
1階席はもちろん人気ですが、2階席の前方の列の席も結構好きです。今回2階席の中央、前の方の列の席から鑑賞しましたが、舞台全体がとてもよく見え大満足でした。他の劇場に比べて席間隔も少し広めで座りやすい感じもします。
ハリーポッターの劇場は、大きい劇場で、しっかりしたセキュリティチェックもあるため、入場時に行列ができます。オフィシャルには、開演時間の1時間前までに劇場に来るように言われており、厳密に守る必要はありませんが、ゆとりを持って早目の到着がおすすめです。42 ストリート と 43 ストリートの両側に入口があります。
劇場に早く到着したら、ハリーポッターらしい、楽しめる世界が劇場内には作られています。記念写真スポットでは、劇場のお姉さんが順番に写真を撮ってくれます。
バーでドリンクを買ったり、あと映画館のように売っている、ポップコーンも人気です。
2階フロアには綺麗なステンドグラスの待合室があります。
ユニバーサルスタジオさながらの、ハリーポッターのギフトショップもあります。他のブロードウェイミュージカルの劇場では見たことないくらい広いショップスペースで、たくさんのハリーポッターグッズが並んでいます。
ハリーポッターに登場するキャラクターたちの魔法の杖も勢揃い。
魔法の杖を色々見せてくれて、とても親切でフレンドリーなスタッフさんたちでした。
ハリーポッターと呪われた子 Harry Potter and the Cursed Child
リリック劇場 Lyric Theatre
214 W 43rd St, New York, NY 10036 地図
休演:月・火
水曜日・土曜日・日曜日:2pm- & 7:30PM-
木曜日・金曜日:7:30PM-
こちらが、公式の予告編です。
どんな雰囲気かちょっと見てみたいという人は、こちらが、メルボルンでの公演の様子です。
ハリーポッターファンには、ユニバーサルスタジオもおすすめ!
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