先日、マンハッタンの対岸の街、ニュージャージー州側のホーボーケンという街へ遊びに行き、ハドソン川沿いをサイクリングしてきました。ホーボーケンの街は、ニューヨークマンハッタンのちょうどグリニッジビレッジ辺りからエンパイアステートビルの辺りまでの川を挟んだ向かい側にあり、川沿いはとてもきれいに整備されていて、マンハッタンの絶景を見ながらお散歩したりサイクリングを楽しんだりすることができます。
ホーボーケンへは、マンハッタンから地下鉄 PATH または、フェリー、ポートオーソリティーからのバスなどで訪れることができます。自転車を持っていなくても、バイクシェアでレンタルすることもできます。ホーボーケンでは、ニューヨークのシティバイク とは異なるサービスで、Hudson Bike Share がレンタルバイクのサービスを提供しています。ハドソンリバー沿いは、公園も多く、サイクリング用ロードもしっかりと整備されているので、車を気にせず、安全にサイクリングを楽しめます。
ホーボーケンのハドソンリバー沿いの最北は14thストリート周辺で、フェリーのターミナルがあり、ニューヨーク側のエンパイアステートビルの対岸に当たります。
14thストリートの隣にある Pier 13 には、色々なフードトラックが集まっていて、とても賑わっています。ここからずっと奥の方へ入っていくと、美味しいドイツのビアガーデン もあります。
ホーボーケンはもともとはハドソン川にある島でした。現在ではニュージャージー側につながっていますが、大部分が低地で洪水の起こりやすい街です。今でも、ハリケーンなどで大雨が降ると街中で洪水が起こります。
このホーボーケンは、John Steven さんにより買い取られ、開発され、世界初の蒸気フェリーでマンハッタンと結ばれ、マンハッタンに住む人々のリゾート地となっていたそうです。
川沿いから少し奥に入ると小高い丘があり、歴史を感じさせるブラウンストーンの家が建ち並んでいます。
そんな小高い丘の上には、John Steven さんの息子により、1870年に設立された歴史ある大学、スティーブンス工科大学 (Stevens Institute of Technology) があります。小さい大学ですが、キャンパスはなかなか美しく、ちょっとした散策におすすめの場所です。
敷地内には Anna Hyatt Huntington さんの Torch Bearers という像がたっていたり。
丘の上の方へ行くと、立派な錨もあります。
そしてさらに進んでいくと、丘の向こうにロウアーマンハッタンの摩天楼が見えてきました。
そして、ここの一番のおすすめポイントは、こちら。絶景見晴らし台です。丘の高い位置から、ハドソン川越しにロウアーマンハッタンを眺めることができます。知る人ぞ知る絶景スポットです。
ホーボーケンと言えば、野球に関係の深い場所で、公式に野球の試合が記録された初めての場所だったそうです。こちらの野球場の近くがその場所です。
ホーボーケンの川沿いは、憩いの場所になっています。
川に突き出た離れ小島の面白いそうな公園、Pier C Park。
エンパイアステートビルの目の前という絶景パークです。
みんなの憩いの場所になっています。
滑り台は大人気です。
そして、ホーボーケンの駅の近くの方にある広い緑の公園は、Pier A Park。ここも景色がとても綺麗です。
景色が綺麗な素晴らしいスポットだけど、地元民たちがいるくらいで、人も少なくゆったりのんびりできて最高の場所です。
歴史ある建物のホーボーケンターミナル。
昨年、このホーボーケンの駅で、ちょっと大きな通勤列車の事故がありました。しばらく閉鎖されていた部分も修復され回復しているようでした。
ホーボーケンの駅構内は、実は美しい歴史的な建物になっていて、ウェディングの写真撮影にも映える場所です。
ホーボーケンターミナルの奥からはロウアーマンハッタンのこんな絶景も眺められます。
のほほんとした休日もいいものです。
ホーボーケンの美しい駅構内と、ホーボーケンから見る夜景もおすすめです。