ニューヨーク植物園の人気ホリデートレインショー 2023!幻想的なクリスマスイルミネーションを動画で紹介

ニューヨークのホリデーシーズンの人気イベント、ニューヨーク植物園 (New York Botanical Garden) のホリデートレインショー (Holiday Train Show) に行って来ました。今回訪れたのは、広大な植物園が幻想的なホリデーイルミネーションで大変身する、グロウ (NYBG GLOW) も一緒に楽しむことができる夜の回です。ホリデートレインショーは、エンパイアステートビルやクライスラービルをはじめ200近くものニューヨーク周辺の歴史的な名所を自然の木や枝、実など植物の一部を使用して作ったミニチュア模型の中を、可愛い電車や鉄道模型が駆け抜けて行く、子供から大人まで楽しめるホリデー気分が盛り上がるイベントです。今年は、トレインショーのエリアがさらに拡大し、これまでで最大となっています。温室の外でも、フクロウが見守る中、ミニチュア電車が駆け抜けていき、みんな大盛り上がりでした。

アメリカのホリデーシーズンの定番イベントの一つと言えば、可愛いミニチュア模型電車が走るトレインショーです。ニューヨークで最も有名なのが、ニューヨーク植物園のトレインショーです。1992年から毎年開催されていて、今年で32回目を迎えるニューヨークの定番ホリデーイベントです。今回は、前回訪れたのが2021年だったので、2年振りの訪問となりますが、これまでも数年に一度ホリデーシーズンに訪れて楽しんでいます。毎回、新しいミニチュアが登場していて、何度訪れても楽しいイベントですが、さらにホリデーイルミネーションの NYBG GLOW も加わり、一度に色々な体験ができるようになっています。

ニューヨークボタニカルガーデンは、マンハッタンの北側、ブロンクスにある植物園で、マンハッタンからは、地下鉄とバスで訪れることもできますが、おすすめは、メトロノース (Metro-North Harlem local line) で、グランドセントラルターミナルから20分程乗車し、植物園に隣接する駅、Botanical Garden で下車するとすぐに到着します。また、駐車場も広いので、車で訪れるのも便利です。

ホリデートレインショーの会場となっているのは、オーキッドショーをはじめ特別展の会場となる、ニューヨーク植物園の中心の温室、コンサバトリー (Enid A. Haupt Conservatory) です。ホリデートレインショーは、2024年1月15日までの開催で、通常の日は、午後6時まで、夜のホリデーイルミネーションイベント、NYBG GLOW が開催される日は、夜10時までオープンしています。昼間に訪れる場合は、トレインショーの時間指定チケットを、夜の訪問の場合はイルミネーションとトレインショー両方を楽しめる、NYBG GLOW の時間指定チケットを購入します。
今年は、すっかり普段通りのホリデーシーズンに戻っていて、たくさんの人たちがイベントにやって来ていて、みんな楽しそうにミニチュア模型とレトロな電車を夢中で見入っていました。

毎年、新しい建物やデザインが登場していますが、今年はエリアが拡大しこれまでで最大となり、温室の外もホリデートレインショーの会場となっています。例年、入口は、コンサバトリーの正面ですが、今年は、正面から少し右手に向かった場所にあります。

1992年にトレインショーがはじまった当時は、屋外イベントだったそうですが、そんな屋外エリアが復活し、フクロウ、ウサギ、巨大キノコなど自然いっぱいの中、ミニチュア模型の電車が走り回っています。

外のエリアを見たら、中へと進みます。途中、ホリデートレインショーの歴史を紹介した映像作品が上映されます。驚きなのは、建物など電車以外のミニチュア模型は、全て木や枝、葉、実など自然のものだけを使って作られていることです。1992年以来、ニューヨーク植物園のトレインショーを手掛けているのは、Applied Imagination社で、現在では、同コンセプトで全米各地の様々な場所でも、トレインショーの制作を行っています。

ホリデートレインショーの会場は、ワクワクするお馴染みニューヨークのコニーアイランドのシーンからはじまります。
どうして巨大なゾウがいるのでしょう?実は、遥か昔、1885年から1886年にかけて、コニーアイランドには、Elephantine Colossus と呼ばれる巨大なゾウの建造物のアトラクションがあったそうです。その時の様子が再現されています。ミニチュア模型の周囲に点在している色鮮やかな花飾りも可愛いです。

こちらもお馴染みのグランドセントラルターミナルの光景。周囲を電車が走り抜けていきます。

ニューヨーク植物園の誇る二つの著名の建物、ライブラリービルディング (LuEsther T. Mertz Library) と コンサバトリー (Enid A. Haupt Conservatory) も登場します。

かつての著名な JFK空港のTWAターミナル。現在は、TWAホテル というお洒落なホテルに大変身を遂げ、かつての面影を体験することができます。

セントラルパークのアイコニックな場所、ベセスダ噴水とベセスダテラス もあります。

巨大なメイシーズ、ニューヨークのヘラルドスクエア本店です。以前までは入口に飾られていることが多かったのですが、今年は、メイン会場内に置かれています。その代わり、ロックフェラーセンターのミニチュアが見当たらなかったので、修復中かもしれません。

最後は、温室の中央部分でハイライトです。自由の女神、エンパイアステートビル、ワンワールドトレードセンター、クライスラービルなどダウンタウンとミッドタウンが融合した、ニューヨークの有名な建物やモニュメントのミニチュア模型の合間をミニチュア電車が駆け抜けていきます。

トレインショーの後は、幻想的な NYBG GLOW のイルミネーションを見ながら、園内を散策します。
コンサバトリーを出て、コンサバトリー正面右手の方に進むと、光り輝くガゼボ (Glittering Gazebo) があり、音と光のライトショーが行われています。

初めて見たイルミネーションが、Luminous Lake です。Native Plant Garden にある池の上に、たくさんの丸い球が登場し、ライトアップされ美しく輝いています。草間彌生さんの特別展 が開催されていた時は、ここで、ナルシスガーデンの展示が行われていて、無数の銀のボールが池に浮かんでいた光景が思い出されます。

こちらも、音と光のライトショーが行われていて、球の色がダンスを踊っているように変化していきます。

ライブラリービルディングでも、音はありませんが、色の変化が美しいライトショーが行われています。

また園内のライブラリービルディングの近くに、ブロンクスナイトマーケットの屋台も出ています。

道沿いや木々も美しく幻想的にライトアップされ、ホリデーにピッタリの楽しい気分に浸れるおすすめスポットです。

楽しいホリデートレインショーと 幻想的な NYBG GLOW の映像は、こちらをどうぞ。

ニューヨーク植物園 New York Botanical Garden
2900 Southern Blvd, Bronx, NY 10458 地図

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ニューヨーク植物園の人気ホリデートレインショー 2023!幻想的なクリスマスイルミネーションを動画で紹介 was last modified: 12月 16th, 2023 by mikissh