お天気もよかった、ニューヨークの週末。旅行者ウェルカムモードに切り替わったニューヨークでは、旅行者が増え、スーツケースを引いている人をとてもたくさん見かけるようになりました。アメリカでは今ワクチン接種が進んでいて、そのおかげか、日常に戻ろうという気分が高まっている人も多く、老若男女たくさんの人たちが外出を楽しむようになり街は大賑わいです。ここずっと、ほどよい数の人で、空き過ぎず、混み過ぎずの環境に慣れていたため、久しぶりの大勢の人でひしめく状態に、外出慣れしている私もちょっとヒヤヒヤさせられました。とはいえ、ニューヨークはやっぱりこうでなくっちゃ、という元気溢れる感じでやっぱりうれしいです。
ニューヨークを代表するミュージアム、メトロポリタン美術館も、かなり来場者が戻っています。週末ミュージアムの入り口がこんなに大行列になっていてびっくりしました。
街中では、イエローキャブも再び増えていて、以前のように利用者が増えているのを感じられます。
ニューヨークのミュージアムは、現在、50% のキャパシティ制限が行われています。メトロポリタン美術館は、とても巨大なので、そのまま訪れてもほぼ入館できますが、館内でも、人が多く集まる特別展では、入場整理が行われていて、会場前には、長蛇の列が出来ています。
屋内だけではありません。ニューヨーカーのお天気のいい日に集まる憩いのスポット、セントラルパークも人でいっぱい!
ニューヨークの街のど真ん中にある、とても巨大な公園なのですが、そんな広大なセントラルパークですら、この週末は人、人、人でどこも込み合っていてびっくりでした。
広い芝生もピクニックを楽しむ人たちでいっぱいです。
音楽ガンガンの大盛り上がりで、踊りだしちゃいました。
運動する人たちの広場も大賑わいです。
セントラルパークの池では、ボートも混み込み。
ちょっと前までは、ボートハウスの営業が止まっていて、寂しい光景がずっと続いていたのですが、営業再開とともに、どっと人が押し寄せて、満員御礼状態です。
セントラルパークのボートは不動の人気ぶりで、にぎわっているのは嬉しいですが、ボートが今にもぶつかりそうになっているシーンは見ている方がハラハラしちゃいます。いくら何でもたくさん貸出過ぎなのでは?!っと思ってしまうほどの盛り上がり。みんなこの時を待ち焦がれていたんですね。
セントラルパークの馬車もフル回転。とても人気ですぐ人が乗ってしまいます。
セントラルパークのお城、ベルヴェデーレ城の目の前の芝生の広場、いつもはこんなに人はいないのに、この日はいっぱいでした。
池のほとりは、普段は、ぽつんと人がいるだけの静寂な落ち着ける場所なのですが、この日はなんだか人が大集合。
ベセスダ噴水の周りが人で埋め尽くされていてびっくり!
森の奥まで人がいっぱい!春真っ盛りの現在、アメリカムシクイ (Wabler) や、ハチドリなど、彩り豊かな綺麗な渡り鳥が訪れていて、バードウォッチングを楽しむ人々がいっぱいなんです。
セントラルパークでは、フクロウも人気で、園内の色々な場所で音楽が鳴り響く週末は、可愛いフクロウのバリー も、静けさを求めていつもの住処を離れています。
ニューヨークは今気候も良くてベストシーズンです。
5月に入って、一気に賑わいが増しているのを感じますが、7月の完全復活に向かって街は徐々に復活し、さらに夏に向けて盛り上がっていきそうです。
今となっては懐かしい、一年前のロックダウン中、ゴーストタウンのような人がほとんどいないニューヨークは、こんな様子でした。
ロックダウン中のニューヨークの様子 コロナで静寂に包まれたマンハッタンの非日常な光景 New York City on PAUSE