北欧旅行へNYから行ってきました!デンマーク スウェーデン ノルウェー3ヵ国周遊の旅

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北欧のベストシーズンである夏に北欧旅行へ行ってきました!人々が幸せに暮らす国としてよく登場する北欧諸国は、素晴らしい国々なんだろうと期待に胸を膨らませて訪れましたが、期待以上に美しい街並みの景色と素敵なカルチャー、アート、美食を体験できた旅になりました。北欧の3ヵ国、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーでは、初めて触れ合う文化に発見もとても多く、とても楽しむことができました。北欧旅行に訪れるならどこへ行く?今回訪れた、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの3大都市を中心に紹介します!

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バルト海、北海に囲まれた北欧スカンジナビアの3ヵ国、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーは、美しい水辺の景色が似合います。今回の旅では、デンマークのコペンハーゲン、スウェーデンのストックホルム、ノルウェーのオスロ、と各国の主要都市を周遊して来ました。

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ニューヨークから、まずは、ノルウェーの首都であるオスロに入り、続いてスウェーデンの首都のストックホルムを訪れ、最後は、デンマークの首都であるコペンハーゲンを訪れます。スカンジナビアの3ヵ国、そしてフィンランド、アイスランドも含めた北欧の国々は、ヴァイキングを先祖とした国々で、共通の言語から派生した言語を使用し、歴史的にも、文化的にも似ている部分が多く面白いです。北欧諸国の国旗をよく見てみると、みんな十字を基調とし、共通点があります。その一方、それぞれ独自の言語や通貨を持っており、微妙に異なる国民性や街の雰囲気もあり、それぞれの独自のカルチャーを大切にしていることも感じられます。

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この北欧3ヵ国の都市間の移動は、飛行機もありますが、今回の旅行では、鉄道での移動を選びました。オスロ – ストックホルム間、ストックホルム – コペンハーゲン間の電車での移動時間は、それぞれ5時間程かかりますが、空港とは違い、駅はどの都市も中心部にあるので、アクセスがとてもスムーズで便利です。電車の旅の時間は短くはありませんが、旅の途中の休憩も兼ねて、ゆっくりと車窓の旅を楽しみました。電車は時間がとても正確でスムーズで、席も広くとても快適です。北欧の電車の旅、おすすめです!
電車の乗車券は、スウェーデンの国鉄、SJ AB の サイト で購入できます。プリントアウト、またはスマホ表示できるチケットで、直接、電車の指定席に乗車できます。

Train

北欧の旅で、驚いたことの一つは、キャッシュがなくても平気だったことです。アイスランド旅行の時も実は両替をしなかったのですが、今回も一切両替しないで何とかなってしまいました。全てクレジットカードで大丈夫です。北欧諸国のキャッシュレスの徹底ぶりには感動してしまいます。
どの都市も公共交通機関がしっかりと整備されていて、本当に便利で動きやすく、かつ安全で、個人旅行にも一押しのおすすめ旅行先です。

ストックホルム

スカンジナビア半島の東部に位置するスウェーデンは、フィンランド同様、大小数多くの湖が点在する森と湖の国です。スウェーデンの首都、ストックホルムは、バルト海からメーラレン湖 (Mälaren) にかけては、数多くの島があり、ストックホルムは、その途中の島を中心に構成されています。ストックホルムで最も歴史があるのが、旧市街のガムラスタン (Gamla stan) で、昔ながらの街並みが残されています。王宮や教会、ノーベル博物館など歴史ある建物は、全てこの島に集まっています。

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そんなストックホルムの中心地、ガムラスタンには、必見のストックホルムの人気観光スポットが集まっています。その一つが、スウェーデンの王宮、ストックホルム宮殿で、宮殿のお部屋の他、チャペル、宝物庫、グスタフ3世のアンティーク博物館、王室武器庫など、とにかく豪華で美しいものがいっぱいあります。そんな宮殿以外にも素晴らしいお屋敷が見学できる場所が他にも色々あるので、できるだけ色々なところに足を運んでみたいところです。

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王宮で感動したことのひとつは、颯爽と騎馬で登場するカッコいい衛兵さんたち。衛兵交代式もストックホルムの大人気イベントとなっています。

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ガムラスタンの中心には、ストールトリエット広場というカラフルな写真映えする家が並んでいて、有名なノーベル博物館などもある、旅行者に大人気の場所があります。

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ストックホルムで王宮と並んで人気観光スポットとなっているのが、あのノーベル賞授賞式の晩餐会の会場として知られるストックホルム市庁舎です。晩餐会後のパーティー会場となる、キラキラとした豪華な金箔が眩しい黄金の間は圧巻です!

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ガムラスタンの北側にある王立公園 (Kungsträdgården) は、イベントが開催されてとても盛り上がっていました。こんな巨大なチェスで真剣勝負をしている人たちもいてびっくり。ローカルに人気の大賑わいの憩いのスポットとなっています。

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ストックホルムの地下鉄の駅は、アートな駅としても有名です。壁画が美しく、色々なアートが飾られている駅があるので、色々な地下鉄の駅で降りるのが楽しみになります。中でも凄いもののひとつが、王立公園の駅で、洞窟風の構内には、驚きのインストレーションアートがありビックリさせられます。

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北欧といえば、豪華客船もたくさんやってくる場所です。ガムラスタンの南側に、豪華客船の停泊スポットがあり、何隻もの豪華なクルーズ船が停泊しています。そこから見たガムラスタンの夕焼けの絶景です。

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ストックホルムの様々な観光スポットは、こちらで紹介しています。

ストックホルム観光ガイド おすすめ人気スポット28選!スウェーデンの見どころ徹底紹介

コペンハーゲン

デンマークの首都、コペンハーゲンは、とても個性的な街でした。まずビックリさせられたのが、自転車の多さです。多くの車道の脇には、自転車専用道路があり、本当にたくさんの人が日常的に自転車を利用しています。歩行者は、自動車だけでなく、自転車にも気を付けて道を横切らないといけません。そんな自転車いっぱいの光景の他、夜遅くまでオープンしているお店やミュージアムも多く、エネルギー溢れるとても元気な街の印象を受けました。

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コペンハーゲンは、バルト海から北海を結ぶエーレスンド海峡に面した場所にあり、対岸はスウェーデンになります。街には運河が張り巡らされていて、そんな運河沿いには、カラフルな美しい家が立ち並んでいます。運河めぐりのクルーズも楽しめます。

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コペンハーゲンでも衛兵交代が見られます。アマリエンボー宮殿、ローゼンボー城、クリスチャンスボー城など王室関連スポットがいくつかあり、宮殿、お城巡りが楽しめます。

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コペンハーゲンは、デザインが素敵なお店が色々ありますが、ミュージアムのカフェも北欧らしい素敵な雰囲気でとてもよかったです。こちらは、ナショナルギャラリーのカフェです。デザインの国だけあって、ミュージアムカフェも素敵で居心地がよかったですが、一般家庭でも、こだわりの照明を色々と見かけました。

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センスのよさは、インテリアだけではありません。食べ物も美しいです。とても可愛いベリーたっぷりの絶品パイ!

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コペンハーゲンには、函館の五稜郭が思い浮かぶ、星形をした、カステレット要塞 (Kastellet) という場所があります。夕方気持ちのいい風に吹かれながら、お散歩しました。散策におすすめのエリアです。

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デンマークといえば、童話で有名なアンデルセンを生んだ国です。そんなアンデルセンを記念して、カステレット要塞近くの海沿いに、人形姫の観光スポットがあります。エレガントに佇む人魚姫の像と一緒に写真を撮りたい旅行者がたくさんやってくる人気の写真スポットになっています。

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コペンハーゲンには、中心地から少し離れた場所にもいくつかおすすめスポットがあります。北へ電車で45分程の場所に、シェイクスピアの『ハムレット』に登場するお城のモデルとなった、クロンボー城 (Kronborg Slot) という有名な観光名所があります。世界遺産にも登録されている美しいお城で、城内では、役者さんたちが、ハムレットを演じてくれるという、とても面白い場所でした。

Kronborg

クロンボー城まで足を伸ばしたら、もうひとつ、おすすめの場所があります。帰りに是非立ち寄りたい素敵な場所で、ルイジアナ近代美術館 (Louisiana Museum of Modern Art) があります。海に面した美しい庭園が印象的な美術館で、モディリアーニ、アスガーヨルン (Asger Jorn) のコレクションで知られています。ジャコメッティルームという素敵なギャラリーや、草間彌生のインストレーションアート “Gleaming Lights of the Souls”、とてもクールな現代アートの特別展なども開催されていて、とても楽しめます。

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デンマークのお料理も美味しかったです。香ばしいローストポークのフレスケスタイ (flæskesteg) や、具材たっぷりのオープンサンドのスモーブロー (Smørrebrød) など定番のデンマーク料理はどれも美味です。また、クラフトビールも盛んで、コペンハーゲンの様々なマイクロブリュワリーでは、北欧で定番のピルスナーの他、IPAなど様々なタイプのビールも楽しめます。

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コペンハーゲン観光 2024 おすすめ人気スポット25選!デンマークの魅力と楽しみ方

オスロ

ノルウェーの首都、オスロは、ノルウェーの南東部、オスロフィヨルドと呼ばれる入り組んだ湾に面した歴史ある街です。

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北欧で最も有名なアーティストと言えば、『叫び』で有名なノルウェー出身のアーティスト、ムンク!オスロには、有名なムンクの美術館があります。現在、新美術館が建設中のため、今の建物で開催される最後の展示ということで “EXIT!” という名の展示が開催されていました。ムンクの有名作品の前には、たくさんの人々が。ムンクの人気が伝わってくる大人気スポットです。叫びの盗難事件など現在の美術館の歴史も詳しく紹介されています。来春からは、新美術館に移転するので、また訪れたいです。

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オスロで必ず訪れるべき人気の公園が、ヴィーゲラン彫刻公園です。今までに見たことないような彫刻がいっぱいあるとても面白い公園です。ノルウェーを代表する彫刻家、グスタフ・ヴィーゲラン (Gustav Vigeland) の圧巻の作品が並ぶ公園で、公園のお隣には、ヴィーゲランの美術館もあります。

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オスロの中心地から少し離れますが、バスで40分程の場所に、お洒落なミュージアムもあります。Henie Onstad Art Center という、近現代アートの美術館で、ピカソや、アスガー・ヨルン (Asger Jorn) などのコレクションの他、草間彌生の幻想的な作品、Hymn of Life も展示されています。今回、北欧旅行中に思いがけず二回も草間さんの作品に出合いびっくりしましたが、世界での人気の高さを実感しました。

Yayoi Kusama Art Oslo

オスロの街中には、色々と美味しいパン屋さんもあり、毎日の朝食も楽しみでした。

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ノルウェー料理も美味しかったです。フィッシュスープやムール貝などシーフードが美味しいのも北欧の魅力!

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オスロ観光おすすめ人気スポット ムンクやヴァイキング船で有名なノルウェーの歴史 文化 アートの見どころ紹介

今回の北欧旅行では、今春のロンドン、アイスランド旅行同様、アイスランド航空を利用しました。アイスランド航空の北米路線は、アイスランドの首都レイキャビク近くにあるケプラヴィーク国際空港に一端到着します。イギリス以外の国へのヨーロッパ便は、アイスランドに一旦入国することになりますが、アイスランドの入国、出国審査はビックリするほど素早く、スムーズです。簡単に乗り継ぎができます。

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アイスランドでは、追加料金なしでストップオーバーできます。前回それで、アイスランドも合わせて楽しんできましたが、コンパクトなので短期間の滞在でも色々と楽しめました。可愛らしい街で、美しい自然もあり、アイスランドも北欧旅行先としておすすめです。

レイキャビク観光 アイスランド旅行1日プラン 見どころと楽しみ方

ニューヨークとアイスランド間は、6時間程のフライトなので、西海岸へのフライトと同じような感覚です。ビジネスクラスでは、ゆったりとした席で、食事やシャンパンも楽しめ、とても居心地よく快適に過ごすことができます。

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ロンドン、アイスランド旅行の様子はこちらです。

ロンドン&アイスランドの旅 ニューヨークから行ってきました!

アイスランドから北米への飛行途中には、夏でも氷に覆われた美しいグリーンランドが見られます。

Greenland

北欧といえば、フィンランドのヘルシンキもとても人気があるおすすめの旅行先です。

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北欧旅行へNYから行ってきました!デンマーク スウェーデン ノルウェー3ヵ国周遊の旅 was last modified: 10月 2nd, 2019 by mikissh