春の旅行ベストシーズンの真っ只中、旅行に出かけていた人、まだ旅行の真最中の人も多いと思いますが、今回、久しぶりにヨーロッパ旅行で、ブリグジット (Brexit) で揺れるイギリスの首都、ロンドンへ行ってきました。今回は、アイスランド航空を利用し、ロンドンと一緒にストップオーバーで、アイスランドも初訪問してきました。歴史を感じさせる素晴らしい建物が立ち並ぶヨーロッパの誇る大都市、ロンドン、そして、大自然が堪能できるアイスランド、と一つの旅行で全然違った雰囲気が楽しめる素晴らしい組み合わせでした。
イギリスの首都ロンドンへは、何度も訪れていますが、レンタカーでロンドン近郊巡りをしたり、ヨーロッパの他の都市へも飛んだりと、意外とロンドンの中心部をじっくりと見て回ったことがありませんでした。今回は、ロンドンだけに絞り、暮らすように滞在し、ゆっくりと観光やグルメスポットを巡ってきました。ロンドンは曇り日が多い印象の街ですが、今回は真っ青に晴れ渡るとてもいい天候に恵まれ、素晴らしい景観を楽しめたと共に、ロンドンの様々な魅力を改めて知ることができました。
ロンドンには、大英博物館、V&Aデザインミュージアム、ナショナルギャラリー、テートモダン、テートブリテン など素晴らしい世界級のミュージアムがたくさんありますが、そのほとんどが、なんと無料で入れます。こういう素晴らしいミュージアムが無料だというのは、これは本当に驚くべきことで、ただただ感動です。こちらは、ロンドン自然史博物館ですが、建築の美しさがまたその展示内容を引き立たせていて素敵です。
イギリスといったら、衛兵さん。冬の制服の衛兵さんたちは、夏の赤い制服とはまた印象の違うシックな感じでした。
ロンドンは、ニューヨークより一足早く春を迎えていて、美しい木々や花々、そして、公園には桜も見られました。そんな美しい景色のロンドンの街中を走るホップオンホップオフバスに乗って街巡りをしたり、夜はロンドンの人気ミュージカル、レミゼラブル を見にいったりもしました。
ロンドンでは、ロンドンパス を使って、たくさんの場所を訪れました。
ロンドンで訪れてよかったおすすめ観光スポットをこちらで紹介しています。
ロンドン滞在中、ほとんどは、ロンドン市内にいましたが、そんなロンドンで一番遠出したのが、ウィンザー城でした。お天気の日で、電車の旅も楽しかったです。
ロンドン滞在中、ちょうどブリグジット (Brexit) が予定されていた日(3月29日)が重なっていてどうなることかと思っていましたが、やはり延長されることになりました。ロンドンの中心部、ビッグベンなどのあるウエストミンスターではブリグジット (Brexit) 反対派、賛成派の人たちの活動も見られました。現在でも相変わらず、イギリスの政治は混乱状態が続いていますが、ほとんどの市民にとってはあまり関係ないかのように、ロンドンは活気に溢れていました。
そんなイギリスの政治のニュースが、連日世界中に報道され続けるほど、たくさんの旅行者がやってくる感じで予想以上の旅行者の多さに驚きました。
ニューヨークや東京のような大都市であるロンドンの治安は、全般的にとても安全に感じました。ロンドンは、居心地が良く、とても旅がしやすい、というのもその人気の理由です。
街歩きをしていると、趣のある建物や、カラフルで可愛い小道、パブリックアートなど色々と出会えて楽しいです。
街中でお洒落なウォールアートを見つけるのも楽しみのひとつでした。
ニューヨークでも、フードマーケットが人気となっていますが、ロンドンの老舗のフードマーケット、バラマーケット (Borough Market) は、ずっと規模が大きく、お店の種類も多く、美味しいグルメの宝庫です。毎日営業していて、平日の昼間でもすごく賑わっている、とても活気のある楽しい場所でした。
ロンドンの代表的な景色のひとつである、ロンドンアイの観覧車。すごく大きなイメージがあったのですが、ロンドンの高層ビルが増えたのか、高層ビルの展望台から見ると小さくしか見えません。見るなら目の前まで来なければ、ということで、テムズ川のフェリーに乗ってみましたが、景色を楽しむのにフェリーはやはり最高です。
今回はロンドン滞在が長かったので、暮らすようなスタイルで滞在できるホテル Staybridge Suites London に泊まりました。フルキッチン付きで、お洗濯もできて、毎朝、イングリッシュブレックファーストや、ヨーグルト、フルーツなど様々な食材が揃うビュッフェ形式の朝食もついていました。お洒落なモダンデザインで、とても快適、便利なホテルでした。
▶️ 暮らすようなスタイルの旅 ロンドンのおすすめホテル 滞在記
Covent Garden にあるグルメなチーズ屋さん、Neal’s Yard Dairy へも立ち寄ってみました。ここのチーズやヨーグルトが絶品です。
ロンドンと言えば外せないのがパブ巡り。素晴らしい雰囲気のインテリアのパブがたくさんあります。会社帰りにたくさんのビジネスマンが、パブでビールを楽しんでいる光景が印象的です。イギリスと言えば、お店の樽からそのまま注がれるキャスクのエールビールが定番ですが、最近では、アメリカの影響か、クラフトビールも人気となって来ているようで、アメリカタイプのIPAも見かけました。
大都会ロンドンにしばらく滞在した後、向かったのがアイスランド。アイスランド旅行は、3泊4日という短いスケジュールです。そろそろ春かなと思って訪れた4月初旬のアイスランドは、実はまだ冬真っ只中で雪景色でした。冬のゴールデンサークルを回ったり、レイキャビクの街を観光したり、スケールの大きな大自然を巡る旅はアイスランドならではです。
アイスランド、ゴールデンサークルコースの名物のひとつが、間欠泉(ゲイシール)です。アイスランド語の間欠泉、ゲイシール (Geysir) は、英語の Geyser の語源です。人がとても小さく映ってるのが見えますか?巨大な迫力の間欠泉で、なんと5分間隔くらいに見ることができてしまいます。楽しくて何度も見入ってしまいました。
極寒のアイスランドでのお楽しみは温泉!真っ青な空に映える、青い綺麗な温泉。湯けむりの中いい雰囲気で楽しめました。
アイスランドの馬たちはとてもフレンドリーで人懐っこいことで有名です。近づいてもほらこのとおり。とてもいい子です。アイスランドの馬は、普通の馬より小さく、毛がふさふさで、冬でも屋外で雪の中でも暮らせるそうで、長い年月をかけ、アイスランド特有の種として進化してきたそうです。
アイスランドの旅行の拠点にしたのは、アイスランドの首都で、一番の大都市、レイキャビクです。カラフルなとても可愛い小さな街です。
レイキャビクの街の中心にある、こんなウォールアートが目印になるホテル、Alda Hotel を拠点にアイスランド旅行を楽しみました。夏だとドライブで点々と移動しながらアイスランドを旅するのもいいですが、車に乗らない旅の場合は、このレイキャビクの中心に泊まるととても便利です。
レイキャビクでは、色々とグルメを満喫できます。ホテルの近所には、グルメスポットがたくさんあり、可愛い雑貨屋さんなどもあり、また大聖堂やミュージアムなど定番観光スポットもあるので、ぶらぶらしているだけでも楽しめます。
アイスランドの食事の基本は、スープとパンです。通常は、ビーフやラム、魚のスープなどが多く、パンもアイスランドの独特のパンがついてきます。レイキャビクだと、インターナショナルなメニューのお店も多く、アイスランド料理以外も色々食べられます。寒い日に食べた、アツアツのシャクシュカ (Shakshouka) が美味しかったです!
アイスランドの人の色のセンスはとてもいい感じで、こういうチョコレートなどもとってもお洒落です。
アイスランドのレイキャビクで楽しんだ美味しかったおすすめグルメはこちらです。
牧場のお店で食べた新鮮なアイスクリーム。ミルクをくれた牛たちを見ながら食べるという、面白いシチュエーションです。ぎりぎりオーラロも見れるかなという淡い期待がありましたが、残念ながら今回は見られませんでした。
今回のニューヨーク発、ロンドン&アイスランドの旅は、アイスランド航空を利用しました。アイスランド航空だと、例えば今回みたいに、ヨーロッパの都市を訪れる時に、アイスランドでストップオーバーすることができ、追加料金なしで2都市を楽しめます。
ちなみに、アイスランドのもう一つの航空会社、WOW air が、先日、急に破綻し、その後、フライトが全てキャンセルになってしまい多くの人に影響があったようです。これからアイスランドを訪れる場合、アイスランド航空を利用することが多くなると思います。
アイスランド航空の飛行機には、ファーストクラス席がないので、ビジネスクラスでも、コックピットの中が見えるくらいの近い席になります。機内食のレベルも高くてびっくりします。お食事は、アイスランドの名産で、シーフードかラムの2種類から選べるのですが、フレッシュシーフードの方は、サーモンとタラが二切れづつパスタに包まれた豪華で美味しいものでした。ラムの方も骨付きです。ニューヨークとレイキャビクの間は、6時間程とそれ程長いフライトではありませんが、ゆったりした座席で、大きなスクリーンで映画を楽しむことができ、快適な楽しい空の旅になりました。
ロンドンとアイスランド旅行は充実の旅でした!是非参考にしてみてください。