ブルックリン美術館 (Brooklyn Museum) は月に一度、第一土曜日に時間延長でオープンし、無料入場ができる日があります。ブルックリンミュージアムでは、この日、様々なイベントが行われ、なんと夜11時まで盛り上がり続けるのです。この日も本当に驚くほど盛況で、時間を忘れて、ナイトミュージアムを楽しんできました。

ブルックリン美術館 (Brooklyn Museum) は月に一度、第一土曜日に時間延長でオープンし、無料入場ができる日があります。ブルックリンミュージアムでは、この日、様々なイベントが行われ、なんと夜11時まで盛り上がり続けるのです。この日も本当に驚くほど盛況で、時間を忘れて、ナイトミュージアムを楽しんできました。
ニューヨークには、数多くのミュージアムがありますが、中でも個性的なミュージアムが、ブルックリン美術館です。ブルックリンには、世界中の様々な地域にルーツを持つ、人種、文化、宗教など多種多様な人々が住んでいますが、そんな土地柄、ブルックリン美術館では、多様性 (Diversity) に富んだ展示が特徴となっています。ブルックリン美術館は、現在、コロナのため閉館中ですが、写真ベースのストリートアートという一風変わったジャンルのアートの世界を切り拓いたフランス人アーティスト、JR の特別展とともに、もうひとつ、注目のアーティストで、古典西洋美術のモチーフにアフリカ系の人々が登場するという特徴的なスタイルで知られるブルックリン出身の ケヒンデ・ワイリー (Kehinde Wiley) さんの特別展などが今頃開催され盛り上がっているはずでした。3月に、これらの話題作品を見に行ってきたのですが、特に、JR の作品は、本当に無数の登場人物がアートになった、どうやってステージングしたの?とビックリさせられる作品が色々と展示されていました。
ブルックリンミュージアムでは、毎月第一土曜日は、ターゲットファーストサタデーズ (Target First Saturdays) で、夕方からは入場無料となり、この日だけのスペシャルイベントが行われます。ライブミュージック、ダンス、トークイベント、ツアーなど様々なイベントが開催され、物凄い数の人が集まり、とても盛り上がる夜となり、通常のミュージアムとはかなり違った雰囲気を楽しむことが出来ます。
ニューヨークのブルックリンミュージアムでは、現在、ブルックリン出身のアーティスト、バスキア (Jean-Michel Basquiat) のドクロをモチーフとした1982年の作品、“Untitled,” が期間限定で展示されています。この作品は、昨年、ニューヨークのサザビーズで、$110.5 million で前沢友作さんによって落札された、話題となった作品で、バスキアが幼い頃、メンバーだったというバスキアに縁の深いブルックリンミュージアムにて美術館初公開となっています。