バトゥ洞窟 Batu Caves クアラルンプール写真映え人気パワースポット

クアラルンプールのパワースポットとして有名な、バトゥ洞窟 (Batu Caves) という、大人気の写真映えスポットがあります。バトゥ洞窟 (Batu Caves) は、ムルガンとも呼ばれる、巨大なスカンダ神像がドーンとシンボルのように立っていて、カラフルな階段と合わせて、とても写真映えする、ヒンドゥー教の聖地とされている洞窟です。ヒンドゥー教の寺院や神々の像が点在し、ヒンズー教の信者の人々はもちろん、旅行者にも大人気となっている、クアラルンプールの有名なパワースポットです。切り立った石灰岩の大きな岩山に、大小数多くの洞窟が点在していて、中心となる洞窟には、絵になる美しい色合いの272段の階段があり、その階段を上って洞窟へと向かう、とても面白いおすすめのクアラルンプールの名所です。

マレーシアといえば、イスラム教の国ですが、歴史的には、マレー半島、インド、中国など様々な周辺文化に影響を受けて来ました。そんな多様性が感じられるスポットの一つが、クアラルンプール近郊にある、ヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟 (Batu Caves) です。
ヒンドゥー教と言えば、多様な神々とカラフルな色使いが印象的なインドの宗教ですが、バトゥ洞窟は、インド国外のヒンドゥー教のスポットで最も人気の高い場所の一つとなっています。信者の人々はもちろん、旅行者にも大人気の観光スポットになっていて、まるでアニメのキャラクターのような可愛らしい巨大な像たちに出会うことができます。

バトゥ洞窟は、クアラルンプールの北側にあり、車で20−30分程いった場所にあります。
バトゥ洞窟行きの電車もあり、クアラルンプールの中央駅、KLセントラル駅 (KL Sentral) から、コミュータートレインの電車に30分程乗ると到着します。電車の乗り方自体は、とても簡単なのですが、電車の本数は、それ程多くないので、時間が合わない場合は、タクシーなど車を利用して訪れるのもいいと思います。

バトゥ洞窟駅到着後、帰りの電車の時間をチェックしてから観光に出発します。

駅を降りるとすぐ、そばには切り立った石灰岩の岩山が迫り来る感じに目の前にあり迫力があります。そんな岩山の麓には、巨大なハヌマーン像が立っています。

バトゥ洞窟は、いくつものヒンドゥー教の寺院や、動物園、アートギャラリーなど、様々なスポットが集まった人気の観光スポットとなっています。
カラフルな階段が目を引く、ヒンドゥー教の寺院などの前を通りながら、中心の洞窟へと向かいます。

メインの洞窟へと続く階段の前には、巨大な黄金のムルガン像が聳え立っています。ムルガンは、破壊の神、シヴァと妻パールバティの息子、スカンダと同一視され、少年ながら悪魔を倒す軍神とされています。
ムルガン像とカラフルな階段が望める、目の前の広場は、大人気写真撮影スポットとなっています。広場の左手には、ヒンドゥー寺院があります。ヒンドゥー寺院内に入る時には、お寺と一緒で、靴を脱いで中に入っていきます。

そして、いよいよ階段のところにやってきました。頂上を目指して、上の方へと出発です！
バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地なので、ドレスコードがあります。肩が出ていたり、短いスカートやショートパンツなどを履いていて、肌を露出した格好をしている人は、肌が見えないよう隠さなければいけません。そのために、マレーシアの民族衣装、サロン (sarong) を借りて身に着けます。