日本からアメリカへの国際郵便の状況 やっと小包到着!海外荷物の送り方

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日本へ帰れないこの年末年始、アメリカにいても新年の始まりを日本らしく過ごせるようにと、お正月を楽しめる和のグルメを日本から送ってもらえることになり、とても楽しみに待っていました。普段だと、EMS という国際スピード郵便で送られてきて、これが本当に超スピード便で、日本からニューヨークまでたったの3日で届いてしまいます。アメリカの西海岸から東海岸へ小包を送るよりも早く届く勢いで、日本との距離をとても近くに感じていました。
ところが、コロナ禍では、国際スピード郵便のEMSが利用できないときがあったり、大遅延をしていたりと、日本からアメリカまでの郵便の到着に通常以上にとても長い日数がかかり大変でした。日本からアメリカへの国際郵便の状況もだいぶ回復してきましたが、一般の国際航空便による小包郵便が利用できない状況や、EMS が大幅に値上げをしているなど、色々国際郵便の状況が変わっています。そんなとき、日本からアメリカへ小包の荷物を送るとしたら、どの配送方法がおすすめでしょうか?



日本からアメリカへ 船便・EMS・国際宅急便 のみに

Airplane

日本からアメリカへの郵送手段、特に小包に関しては、とても限定的になっています。
通常時と比べ、飛行機の便数が減っているため、航空便の利用が可能なのは通常郵便物(封書)だけで、小包に関しては、船便、または、送料が高い EMS だけになっています。

アメリカを含め各国への国際郵便の最新情報は、こちら で確認できます。
日本からアメリカへの国際郵便の現在の状況は、小包の荷物の郵送方法が特に限定的になっています。


(Japan Post)

現在利用可能な小包郵送方法のひとつ、EMS とは、国際スピード郵便 (Express Mail Service, EMS) のことです。
日本からアメリカ宛だと、日数3日くらいで届いてしまうくらい、とても早い国際郵便で、郵便局にもよくおすすめされる郵送方法です。
日本からアメリカ宛の国際郵便 EMS は一時期停止していたのですが、無事再開され、とても喜んでいたのですが、
特別追加料金がかかるようになってしまい、料金が大幅に値上げされびっくりしてしまいました。

例えば、2kg までの荷物料金は、ちょっと前までだと 4500円 だったのですが、特別追加料金が加算され 6100円になってしまい、今ではさらに値上がり 7900円になっています。
重さが増えるほど料金も上がり、例えば、7.0kgまでだと、以前の料金は 11200円でしたが、それが 16800円になり、今ではさらに上がり 19900円です。

日本からアメリカへの国際郵便の費用については、日本郵便の EMS(国際スピード郵便)料金表 で最新の金額をご確認頂けます。

EMS 以外の小包郵送方法で、現在利用できるもうひとつの選択肢というと船便になります。

船便は、配達日数はなんと 2-3か月!
通常の国際郵便の送り方の選択肢としては選ぶのが難しい人も多いでしょう。

日本からアメリカへの小包の海外配送は、EMS 国際スピード郵便と船便のみが利用できます。
SAL エコノミー航空便(安いけど日数が倍かかる航空便)や、航空小形包装物の扱いは停止中です。
配送荷物ごとによる、詳しい配送方法についての詳細は こちら です。

このように、日本の郵便局の海外配送料金が値上がっている中、別の配送業者の選択肢として
次のセクションで、国際宅急便のおすすめ宅配会社について紹介します。



宅配会社 FedEx、UPS、DHL、ヤマト を利用する

日本から海外、アメリカへ国際小包を送る方法は、郵便局の航空便や EMS 意外にも選択肢があります。
料金は安くはありませんが、FedEx、UPS、DHL、ヤマトの国際宅急便 なども海外配送に利用できます。
専用機と独自のデリバリーネットワークを保有している民間の海外運送サービスなので、通常の飛行機が減便されているときでもしっかりと機能していて、配送日数も最短でとても早く到着します。

ヤマトの国際宅急便
FedEx
UPS
DHL

国際宅急便による小包の海外配送は、早くてとても信頼できる送り方ですが、料金が高いことと、郵便局以上に厳しい書類チェックがあることがネックです。
国際宅急便を利用する際、アメリカへの食品輸入規制について など、梱包品の中身をかなりしっかりとチェックしてから発送する必要があります。

日本からアメリカへの国際郵便、海外配送において、今一番の難点となっていることは、料金が高いことです。
高い配送料金の選択肢しかない現在、国際郵便料金をできるだけ安くするために、私は、最近、お店屋さんに直接配送をお願いすることにしました。

国際宅急便の大手 DHL の配送業者は、お店屋さんが利用しているケースも多く、個人で DHL 配送を依頼するよりも、お店屋さん(大手)のディスカウント配送料を利用して直接送ってもらった方が、実は安く配送できるのです。
国際配送してくれるお店屋さんで購入して海外へ送ってもらうのは高くつくイメージがあり意外と盲点だったのですが、実際は送料が割安になりお得です。
1週間以内で届きます。
そんな国際宅急便を利用して送ってもらえたお店はこちらです。

🔴 アマゾン
Amazon.co.jp のサイトで、普通に買い物をして、海外配送することができます。
海外への配送料
海外への配送時間

欲しいものを買い物かごに入れて、送り先を海外にすれば、配送料金が明示されます。
色々まとめて送ってもらえるのでとても便利です。
基本の配送料 ¥1,200 + 商品 ¥650/kg の計算で、アメリカまでの送料が決まります。
海外配送料の最低料金は、2400円です。
配送会社 DHL による国際宅急便の配送で、5日ほどで到着しました。最短3日で到着します。

海外から日本の物を購入する際、制限がかかって買えない場合は、こちら の方法を試してみて下さい。きっと解決すると思います。

→ 海外からアマゾンKindle本を好きなだけ買う方法

🔴 紀伊國屋書店 : 本をまとめ買いするなら、送料が安い紀伊國屋がおすすめです。
2kg くらいで 送料¥3400 でした。
海外配送してくれる日本のお薦め本屋さん でも紹介していますが、DHL で到着がとても早いです。

→ 海外在住者の登録方法はこちらから
→ 海外からの注文について

🔴 楽天 : FedEx を利用する 楽天グローバルエクスプレス(送料割引キャンペーン中!)のサービスがあります。楽天だとやはり商品の取り扱い数が多く、安く買えることもあるので、直接、国際郵便で送ってもらえると助かります。1週間以内で到着します。

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日本からアメリカへの国際郵便の遅延

ウィズコロナ中、日本からアメリカへの荷物は到着までにかなり日数がかかっていました。
通常だと、EMS 国際スピード郵便で3日、航空便でも一週間以内に到着するものなのですが、
EMS 国際スピード郵便が利用停止になり、航空便で到着までに1か月もかかったことがありました。

航空便で受け取りまで一か月。普段は日本からニューヨークまでたった3日で到着していたので、1か月といっても、もうちょっと早く着くよね、2週間くらい?と密かに期待していたのですが、その考えはなかなか甘く、本当に丸々1か月かかって到着しました。到着した時の感動は大きく、いつもの何倍もの喜びを感じていました。

国際郵便のため、日本からアメリカへの飛行機の便数が激減したことも大きく影響していますが、さらに、アメリカ国内の郵便事情も加わり、大きな遅延となっていました。
実は、ホリデーシーズン中、アメリカの国内郵便が大変なことになっていたことも主な原因ではないかと思います。ホリデーシーズンという事で、史上最大の取り扱い量となり、人手も足りず、アメリカ国内の郵便は、かなりの遅延が出ていました。ホリデーシーズン中、オンラインで購入したものやクリスマスプレゼントなどが全然届かなくて心配していた人も多いかもしれません。

私も11月末に注文したものが、1か月後に届いたという、アメリカ国内なのにビックリするくらいのんびりと届いた小包もありました。クリスマスイブに届いたので、クリスマスプレゼント気分で受け取ることとなりました。お店屋さんが発送した後、何週間も一体どこで漂流していたのか?なくなってしまいそうで心配になるかもしれませんが、アメリカの郵便、意外と紛失することがないのがまだ救いです。
アメリカ国内郵便の遅延もコロナ収束とともに次第に解消されてきています。
こちらでは、フィラデルフィアの様子が紹介されていますが、全米で同様の状況が起こっていたのです。

日本からアメリカへの国際郵便 新注意事項

日本の郵便局からアメリカ宛に国際郵便を送る場合、
宛名など手書き記入のものは郵便局が受け付けなくなっています。
アメリカでは、国際郵便に関して STOP Act という法律が施行されていて、2021年1月以降厳しく運用され、郵便局の ページ から、今まで紙の書類に書いていたような内容で、名前や宛名、住所、送付物の内容などをデータ送信しなければいけないそうです。データ送信の方法は こちら にあります。データ送信がない場合は、返送または輸入通関・セキュリティ検査による大幅な遅延が起こる可能性があるようです。
日本から送ってもらう人には今まで以上に手間をかけてしまいそうです。



STOP Act とは

ところで、STOP Actって何?と気になる人もいると思います。USPS は、通常の利用者以外にも、例えば、密輸や偽装品が輸送など悪意を持った利用者もいて、こちら の映像でも紹介されているように、多くのドラッグディーラーたちが、密輸にUSPSを使用していたそうです。そんな不法郵便に対処するために、2018年に成立したのが、STOP Act で、国際郵便に関して、事前に、送り主と内容品などの情報をオンラインで、アメリカ合衆国税関・国境警備局 (U.S. Customs and Border Protection) に送信することを要請しています。

海外在住者は、日本からアメリカへの国際郵便の状況が変わっているので、必ず事前にチェックする必要がありそうです。

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日本からアメリカへの国際郵便の状況 やっと小包到着!海外荷物の送り方 was last modified: 10月 19th, 2023 by mikissh