ブルックリンで人気の屋外フードマーケット、スモーガスバーグ (Smorgasburg) が、いよいよマンハッタンのソーホー (SOHO) にやってきました。場所は、ソーホーの外れの方で、Varick Street と Canal Street の交差点で、Smorg Square と名付けられています。同じくブルックリンの有名なフリーマーケットで一足早くオープンしたブルックリンフリーも道を挟んでお向かいの建物に出来ています。スモーガスバーグ・ソーホーは、10日ほど前の8月19日にオープンしたばかりなので、知る人ぞ知るという感じで、本場ブルックリン、ウィリアムズバーグのスモーガスバーグと比べると全然空いていて、席も多く、ちょっと雰囲気を味わってみたいという旅行者にとっても便利な立地となっています。
2019年4月から、マンハッタンとブルックリンのウィリアムズバーグやブッシュウィックを結ぶ地下鉄 L線が工事のため、15カ月間も運航が休止することが決定しています。ブルックリンの L線沿いには大きな影響が出ることが予想されていますが、そんな危機感もあってなのか、最近、ブルックリンフリーに続き、このフードマーケットのスモーガスバーグも新しくソーホーに新しくオープンしました。
金曜から日曜までの週末のみのオープンで、20軒程のベンダーが参加しています。
ブルックリンのスモーガスバーグの成功の影響もあると思いますが、この手軽に美味しいものを少量食べることができる屋台スタイルのフードホールがニューヨーク中に広まり、今では本当にとても身近な存在となっています。次々に生まれるフードベンダーも工夫を凝らさないと生き残っていけない時代と言うことで、次々と新しいスタイルのフードが登場しています。特にインスタ映えするような見た目にインパクトのある、WOW感のあるものも次々に登場していて、そんな新しい一品を見つけるのが楽しいです。
テキサススタイルのバーベキューベンダー、Lone Star Empire のブリスケットサンドイッチ。このマーケティングポスターの絵がすごい食欲をそそります!
焼きそば屋さんも登場していました。日本では、屋台と言えば、焼きそばを思い出しますが、ニューヨークでも受け入れられるか楽しみですね。
ホームメイドバンズのお店、C BAO。色々な中身が選べてどれも美味しそう。
Bon Chovie のフィッシュフライ “フライド・アンチョビ” が最高です。サクサクにあげられたフィッシュをパクパク、フライドポテトのように食べられる、こういうメニューってありそうで今までなかったので、すごくうれしいです。
Brooklyn Oyster Party というオイスターのお店もあります。ケータリングを専門としているお店も出店していて、クオリティの高いお店がこんなに色々出てきたら、みんなレストラン行かなくなっちゃいそうです。
チュロスの専門店、Dulcinea Churros。普通のチュロスも買えますが、おもしろいのは、チュロスアイスクリームです。チュロスでアイスクリームを挟むというおもしろいアイディアのフードが色々登場中。
普通のフライドポテトじゃない、一工夫したダックファットフレンチフライ。カナダのプーティンのような雰囲気です。
モッツァレラチーズを棒状にフライで揚げた、モッツァレラチーズ揚げ。
サクッと揚がった衣の中からは、とろとろのモッツァレラチーズがびよーんと伸びてきて美味です。
みんな大好き、ロブスターロールのお店、レッドフックロブスターポンド (Red Hook Robster Pound) です。
何気にヒットだったのは、こちらのジュース屋さん。
スイカの中身をくり抜いて、中身はジュースに、そして、外身はジュースの入れ物として使うという、ホールジュース屋さん。ミニサイズのスイカが可愛すぎます。メニューは、スイカとメロンがあり選べますが、これほどインスタ映えするドリンクはないかも、ということでかなり人気のお店です。
夏の暑いこの季節、やっぱりジュース屋さんを見ると思わず立ち寄っちゃいます。
フルーツを浮かべた見た目が可愛いジュースなど、さすがスモーガスバーグな感じのクリエイティブ系のジュースが色々あります。
スモーガスバーグ ソーホー Smorgasburg SOHO
Smorg Square
76 Varick St, New York, NY 10013 (at Canal St.) MAP
営業時間:金・土 11am-10pm / 日 11am-8pm
ブルックリンのスモーガスバーグは、夏季は、土曜がウィリアムズバーグ、日曜がプロスペクトパークで開催されています。
こちらの方が人も多くにぎやかです。
冬は、こんなレトロな雰囲気の建物で開催されていました。