ニューヨーク 秋の渡り鳥シーズン真っ只中!キクイタダキ ハチドリ アメリカムシクイなどすばっしこい小さな可愛い鳥が出没中

ニューヨークでは、現在、秋の渡り鳥の季節真っ只中を迎えていて、可愛い鳥に出会える機会が増えています。アメリカムシクイ (Warblers)、キクイタダキ (Kinglets) など春と秋の渡り鳥の移動の季節にしか目にすることができない多種多様な小鳥たちが、今ニューヨーク周辺にやってきています。またハチドリ (Hummingbird) をはじめ春から秋にかけてニューヨーク周辺で暮らしていた鳥たちは、逆にそろそろ南に移動する時期なので、しばらくの間お別れとなります。ニューヨークのバードウォッチングのメッカの一つ、セントラルパークのランブルやシェイクスピアガーデン周辺では、カオグロアメリカムシクイ (Common yellowthroat) や、ルビーキクイタダキ (Ruby-crowned kinglet)、ノドアカハチドリ (Ruby-throated hummingbird) などの鳥もやって来ていて、バードウォッチャーたちも集まってきていました。

ニューヨーク周辺では、春と秋の年に2回、多くの渡り鳥が通過する季節があり、普段あまり見かけない様々な鳥たちを見ることができます。渡り鳥の代表と言えば、アメリカムシクイ (Warblers) です。小さな鳥ながら中南米からカナダやアメリカ北部まで大移動し、ちょっと色合いや形が異なるだけでとても似た姿の多種多様な種がいることで知られています。春には、繁殖のため南から北へ移動し、繁殖を終えた秋には、北から食べ物の豊富な南へと移動します。

春のアメリカムシクイ の可愛らしい様子は、以前紹介したことがありますが、アメリカムシクイは、春は、より鮮明な色合いをしていて、木の上でよく歌います。いつもゴールを目指して先を急いでいる印象がある鳥ですが、秋は、少しくすんだ色合いとなり、あまり歌わず、大好物の虫探しに夢中になっていて、木の上だけでなく木の根元や芝生付近でもよく見かけるようになります。とても小さく、俊敏に動き回るので、なかなか撮影するのが難しい鳥たちです。

ニューヨーク周辺には、セントラルパークをはじめ色々なバードウォッチングスポットがありますが、ミッドタウンの隠れスポットが、ブライアントパークです。10月中旬まで週に2度、バードウォッチングツアーが開催されています。

こちらの可愛らしい子は、ブロードウェイ・イン・ブライアントパーク の日に、公園の芝生で見かけた シロオビアメリカムシクイ (Magnolia warbler) です。

ブライアントパークは、春から秋にかけて美しい芝生がありますが、10月末からは、アイススケートのリンクが登場するため、その準備のために芝生がはがされてしまいます。この日は、地面が剥き出しになっていましたが、芝生の下は、絶好の虫の住処となっているようで、芝生がなくなった後も、アメリカムシクイたちがやって来ています。こちらは、マツアメリカムシクイ (Pine warbler) です。

セントラルパークの ランブルシェイクスピアガーデン 周辺、ノースウッズ もバードウォッチングにおすすめのスポットで、様々な鳥を見かけます。
こちらは、黒と黄のコントラストが印象的な覆面風の顔が面白い、カオグロアメリカムシクイ (Common Yellowthroat) のオスです。

カオグロアメリカムシクイ(Common Yellowthroat) のメスは、また少し違った雰囲気です。水辺もアメリカムシクイをよく見かけるスポットです。

こちらも、水辺で見かけた、ズアカアメリカムシクイ (Nashville Warbler)。黄色い小鳥が多くどれも同じに見えてしまいますが、微妙に種類が違うのが面白いところです。

こちらは、ヤシアメリカムシクイ (Palm Warbler) です。

同じヤシアメリカムシクイでも、幼かったり性別が異なると雰囲気が変わって来ます。

アメリカムシクイ以外にも活発に動き回る色々な小鳥がいます。こちらは、花の蜜を主食としているハチドリです。とても小さな鳥で、まるで虫のように羽を高速ではばたかせ、空中で静止することができます。アメリカ北東部で、唯一見られるハチドリが、こちらのノドアカハチドリ (Ruby-throated hummingbird) です。春から秋にかけて見られた、ノドアカハチドリも、晩秋から春にかけては南に移動し、中米で過ごすため、ニューヨーク周辺からいなくなります。

そして、現在、とてもよく見かけるのが、こちらも活発に動き回る小鳥、キクイタダキ (Kinglets) です。その中でもこちらは、ルビーキクイタダキ (Ruby-crowned kinglet) という鳥です。地面近くに生息する植物にくっついている小さな虫を夢中で捕まえています。ルビーキクイタダキのオスの頭頂部には、赤い冠羽が隠れていて、怒ったり、興奮すると現れます。

とても小さな可愛い鳥ですが、今まで見たことがある鳥の中でもトップレベルのすばしっこさです。ただし、人が近くにいてもあまり気にせず、夢中で虫取りをしているので、至近距離から観察することができます。こちらは、ルビーキクイタダキのスローモーション映像です。実際はとても動きが速く追うのが大変です。

同じキクイタダキの仲間で、ルビーキクイタダキと対照的なのが、アメリカキクイタダキ (Gold-crowned kinglet) で、ある程度大きな木で、虫探しをしています。

アメリカキクイタダキの頭頂部は、黄色ですが、その中に、オレンジの冠羽が隠れていて、興奮すると現れます。

水辺でよく見かける、タイランチョウ (Flycatcher) も、晩秋から春にかけては、アメリカ南部やメキシコへ移動してしまいます。オウサマタイランチョウ (Easter Kingbird) をはじめ多くのタイランチョウは、アメリカ南部、中南米を目指し、既に南に移動をはじめていますが、割と遅い時期まで見かけるのが、ツキヒメハエトリ (Eastern Phoebe) です。

ニューヨークでは、まだ夏真っ盛りの8月頃から少しずつはじまった渡り鳥たちの秋の大移動ですが、10月中旬頃で終わりを迎えます。
アメリカムシクイなどの春の可愛い渡り鳥たちの様子は、こちらです。

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晩秋から冬頃になると、今、北の方にいる、様々な種類のカモが、ニューヨーク周辺にやって来る他、タカやフクロウもよく見かけるようになります。

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