フランク・ロイド・ライトがシカゴに建築した「ロビー邸」が、2019年、フランク・ロイド・ライト建築として世界遺産に登録 されました。
フランク・ロイド・ライトの住んでいた家と彼がデザインした家が多くあるエリアとして有名なのはシカゴの隣町、オークパークですが、シカゴ南部のハイドパークというシカゴ大学に隣接する場所にもライトがデザインしたプレーリー様式 (Prairie School) の傑作の一つとされる ロビー邸 (ロビーハウス Robie House) があります。横への強い広がりを感じることができる細長い赤レンガでつくられた家で、20世紀建築のベスト10に入る素晴らしい建築のひとつとして知られています。フランク・ロイド・ライト自身も彼のアイディアを全て注ぎ込み実現することができた完璧な作品のひとつとして大切に思っていた家ということもあり、フランク・ロイド・ライトのファンには見逃せないスポットとなっていて、たくさんの人がツアーに参加していました。
