アート好きにおすすめ!ニューヨークの美術館5選

Whitney Museum (12)

ニューヨークには、世界的に有名な美術館やギャラリーがたくさんあります。また街中を歩いているだけでも、パブリックアートやクールなウォールアート、様々なアーティスティックな工夫が凝らされたデザインを目にすることも多く、ニューヨークはアート好き、デザイン好きの人々を魅了する街です。ニューヨークをはじめ、世界中で、アーティストやデザイナー、そしてインスタグラマーまで幅広くクリエイティブな活動をする人々が増えてきていることもあり、美術館を訪れる人が増えていて、ニューヨークの美術館はどこも大人気となっています。ニューヨークには、様々な分野の素晴らしいミュージアムが色々とありますが、アート好きにおすすめの美術館を五つ紹介します。それぞれ特徴があるミュージアムなので、自分が好きなタイプのミュージアムを選んで訪れてみるといいと思います。ニューヨークにはアート以外にも本当に様々な見どころがありますが、ニューヨークの楽しいアートの世界を是非覗いてみてください。ニューヨークならではの何かインスピレーションが得られることと思います。

メトロポリタン美術館

Metropolitan Museum(40)

全米一の美術館であり、さらに世界でも有数の大きさと素晴らしいコレクションを誇るミュージアム、メトロポリタン美術館があります。メトロポリタン美術館は、ニューヨークを訪れる旅行者たちにも大変人気がある外せないミュージアムです。メトロポリタン美術館では、古典アートから近現代アートまで、ヨーロッパやアメリカのとても有名な絵画や彫刻作品が驚く数並んでいます。その他、古代エジプト、メソポタミア、日本を含めアジアの国々など、世界の様々な地域の展示も充実していて、アート好きはもちろん、世界の文化や歴史好きなど幅広い層の人が楽しめるミュージアムとなっています。
メトロポリタン美術館があるのは、アッパーイーストサイドのセントラルパーク沿いです。ゴシップガール など、ドラマや映画の撮影スポットとしても登場することのあるミュージアムです。

メトロポリタン美術館の本館だけでも、じっくりと見ていると丸一日あっと言う間に過ぎてしまいますが、分館として、中世ヨーロッパアートの美術館の クロイスターズ美術館、コンテンポラリーアートや珍しいテーマの企画展など期間限定の特別展が開催されるアッパーイーストサイドの メットブロイヤー (Met Breuer) などもあり、これら三つのミュージアムは、3日以内であれば、同じ入場券で訪れることができます。
金曜日、土曜日は、夜9時まで美術館はオープンしているのでおすすめです。

メトロポリタン美術館 (Metropolitan Museum The MET)
住所: 1000 5th Avenue (at 82nd Street) New York, NY 10028 地図
入場料:大人 25ドル 子供(12歳以下)無料 

メトロポリタン美術館 ミュージアム見どころ完全攻略法

ニューヨーク近代美術館 MOMA

MOMA (11)

印象派以降の近現代アートを専門とする、世界的にも有名な美術館が、MOMAと呼ばれるニューヨーク近代美術館です。モネ、ゴッホ、ピカソなど19世紀後半の印象派以降のモダンアートの流れがわかる素晴らしいアート作品が集まる、ニューヨークで大人気の美術館です。また、絵画、彫刻以外にも建築、インテリアデザイン、ファッション、写真、映像など様々な興味深いテーマの特別展も常時開催されています。

MOMAは、金曜日は夜遅く8時までオープンしており、午後4時以降から閉館までは、無料で入場することができます。ただし、かなりの混雑となるので、作品をじっくりと見て回りたいという人は、逆に、その時間帯は避けた方がいいと思います。ゴッホの人気作品の前にこんなに人が集まってしまう、みんなの予想を上回る混雑ぶりです。

MOMA (41)

MOMA モマ ニューヨーク近代美術館 最新の見どころ&有名作品徹底紹介

ニューヨーク近代美術館 MoMA (Museum of Modern Art)
住所: 11 W 53rd St, New York, NY 10019 地図
入場料: 大人 25ドル 子供(16歳以下)無料

グッゲンハイム美術館

Guggenheim Museum (11)

アッパーイーストサイドの5番街で、一際目立つのが、世界的にも有名なアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトにより設計された、真っ白な渦巻き状の建物のグッゲンハイム美術館です。グッゲンハイム美術館もMOMA同様、印象派以降のモダンアートから現在進行形のコンテンポラリーアートまでの作品を中心とした美術館です。館内は、ユニークならせん状のスロープになっており、近現代アートの中でも、特に、カンディンスキーをはじめ、表現主義、抽象アートの作品が数多く見られます。アート好きはもちろん、建築好きにもおすすめの美術館です。

NYグッゲンハイム美術館 見どころ有名作品大紹介 素敵空間の近代アートミュージアム

グッゲンハイム美術館 Guggenheim Museum
1071 5th Ave, New York, NY 10128 地図
入場料:大人 25ドル 子供(12歳以下)無料
※土曜日 午後5時45分~午後7時45分 寄付制(Pay as you wish)

ホイットニー美術館

Whitney Museum (12)

ニューヨークでアメリカンアートと言えば、真っ先に思い浮かぶのが、ホイットニー美術館です。2015年に、アッパーイーストサイドからミートパッキングディストリクトへ移動してきました。廃線跡を利用した大人気の空中公園、ハイラインの南端に新しく建設された Renzo Piano 設計の建物で、よりクールな美術館となっています。20世紀アメリカの代表的なアーティスト、ジョージア・オキーフ、エドワード・ホッパー、アンディー・ウォーホール、ジャクソン・ポロックから、コンテンポラリーアートまで、様々なテーマに沿ったアメリカンアート作品が展示されています。ルーフトップからは、ハイラインやハドソン川、ワンワールドトレードセンター、エンパイアステートビルなどの素敵な景色が楽しめます。金曜、土曜のみ夜遅く10時までオープンしています。
2018年6月10日まで シカゴ美術館 の有名作品、アメリカン・ゴシック(American Gothic)で有名なグラント・ウッド(Grant Wood)の特別展が開催されており、アメリカン・ゴシック (American Gothic) も鑑賞できます。

American Gothic

ホイットニー美術館 見どころ満載!絶景ルーフトップも新登場

ホイットニー美術館 Whitney Museum
945 Madison Ave, Manhattan, NY 10021 地図
入場料:大人 25ドル 子供(18歳以下)無料
※金曜日 午後6時~9時 寄付制(Pay as you wih)

ブルックリン美術館

Brooklyn Museum (41)

ブルックリン美術館は、メトロポリタン美術館同様、アートの他、古代エジプト、アフリカなど世界各地の文化・歴史に関する展示もある総合ミュージアムです。ニューヨークの中でも様々な人種が暮らす、特にブラックアメリカンの人々が多く暮らすブルックリンと言う土地柄、黒人アーティストの作品が数多く見られる美術館です。美術館では、通常、時代や地域ごとに展示されることが多いですが、ブルックリン美術館では、例えば、青をテーマに世界中の様々な時代の作品、遺品を展示したりと、ユニークな展示方法も面白いです。木曜日は、夜遅く10時までオープンしています。

現在、ブルックリン美術館では、デヴィッド・ボウイの特別展、“David Bowie is” が開催されています。デヴィッド・ボウイのファンや、音楽好きの人は訪れてみると楽しめると思います。

ブルックリン美術館の見どころ & ブルックリンミュージアムナイト!

ブルックリン美術館のすぐお隣には ブルックリン植物園 があり、春から夏にかけての花の美しい季節は、一緒に訪れてみるのもおすすめです。

ブルックリン美術館 Brooklyn Museum
住所: 200 Eastern Parkway, Brooklyn, New York, NY 11238 地図
入場料:大人16ドル 子供(19歳以下)無料
※9月以外の第1土曜日 午後5時~午後11時 無料入場

ニューヨークの美術館をお得に楽しむ!

ニューヨークの美術館は、シティパスビッグアップルパスニューヨークパスなど、事前に割引チケットを購入して行くとお得に入場することができます。ビッグアップルパスを扱っている旅行会社 Newyorking では、美術館を1カ所だけ訪れたいという場合でもお得な割引チケットを購入することができます。通常、美術館のチケットを単品で割引購入することはできないので、1カ所だけ、2カ所だけ行く場合にもおすすめです。詳細は こちら です。

ニューヨークは、色々と行きたい場所、やりたいことが多い場所ですが、アート好きは、是非、美術館を楽しんでみて下さい。曜日によっては夜遅くまでオープンしていたり、無料の時間帯があったりする他、事前に入場券を準備しておけばお得に楽しむことができます。

アート好きにおすすめ!ニューヨークの美術館5選 was last modified: 4月 30th, 2018 by mikissh