アメリカでは、色々な種類の柑橘系の果物があり、新しいものを見つけると試してみたくなってしまいます。先日、初めて試してみたのが、カクテルグレープフルーツ (Cocktail Grapefruits)、「カクテルフルーツ」とも呼ばれている、とても美味しそうな名称のフルーツです。カクテルグレープフルーツというと、ソルティドッグなどの美味しいカクテルを想像してしまいますが、実は、カクテルフルーツは、柑橘系の果物の種類のひとつで、マンダリンとポメロを掛け合わせて作られた、マンデロ (Mandelo) とも呼ばれるオレンジ系のフルーツのことです。酸味が抑えめで、甘く、本当にみずみずしくてジューシーな果汁たっぷりのシトラスフルーツです。
今日から、ルーナーニューイヤーですが、ルーナーニューイヤーには、幸運の象徴のオレンジを食べる習慣があるようです。そんな新年にもおすすめのフルーツです。
カクテルグレープフルーツ (Cocktail grapefruits) は、マンダリン (Mandarin) と ポメロ (Pomelo) を掛け合わせた果物で、二つの単語を足して、マンデロ (Mandelo) とも呼ばれています。ポメロは、日本では、ブンタンやザボンという名前で知られている果物です。
カクテルグレープフルーツの色は、黄色や黄緑色です。
カクテルグレープフルーツという名前ですが、グレープフルーツのつもりで食べると、ちょっと意表をつかれるかもしれません。
カクテルグレープフルーツの味は、どちらかというと甘いオレンジのようです。グレープフルーツのような酸味がなく、オレンジの一種のマンダリンにとても近い甘みの強いフルーツです。
ポメロは、グレープフルーツより大きく、マンダリンは、グレープフルーツより小さいですが、この二つを掛け合わせた、カクテルグレープフルーツは、ちょうどその間の普通のグレープフルーツの大きさになっています。でも普通のグレープフルーツより水分量が多いため、ずっしりと重みがあります。
カクテルグレープフルーツをカットすると、こんな感じで、オレンジのような見た目です。中の皮は、グレープフルーツと比べると薄い皮で、果実の粒は、グレープフルーツやポメロのような大きめの粒ではありません。一粒一粒がたっぷりと果汁を含んでいるので、みずみずしくて、美味しいです。
味はとても甘くて美味しいのですが、一つだけ難点をいうと、カクテルグレープフルーツは、とても種が多いです。
簡単に取り除くことができますが、カットして中を見てみると、実の中央に種がたくさんついています。
カクテルグレープフルーツは、カリフォルニアの大学 University of California Riverside のシトラス栽培の研究所で開発されたフルーツでした。アメリカ、世界でも有数のシトラス開発の研究所で、1000種類ものシトラス系フルーツが開発されているそうです。
カクテルグレープフルーツが開発された当時、種が多いこともあり、本当は市場では売らないつもりの商品だったようなのですが、今では、少量生産ですが、市場に出るようになっています。
カクテルグレープフルーツの旬の時期は、冬、11月から2月にかけてで、今がちょうど食べ頃です。ルーナーニューイヤーの定番のフルーツと言えば、幸運の象徴のマンダリンですが、マンダリンから生まれたカクテルグレープフルーツもおすすめです。
ちなみに、アメリカのグレープフルーツの種類のひとつ、メロゴールドグレープフルーツもとても美味しくてはまりました。
メロゴールドの方が、サイズが大きくて、食べ応えがあります。こちらの方が市場にも出回っているので安いのもいいです。
最近よく利用しているオンラインの日本食スーパーでも売っています。
今、お得なキャンペーン中で、35ドル以上の購入で、20ドル引きになり、無料配達してくれます。アメリカ在住者でまだ利用したことがない人は是非試してみて下さい。おすすめです!
アメリカには、他にもアメリカならではの美味しいフルーツが色々があります。
コットンキャンディグレープ、メロゴールドグレープフルーツ、ムーンドロップグレープ、ガムドロップグレープ、ドーナツピーチ、プラムコット、ポメロ、リンゴ(種類がいっぱい)、などなどアメリカならではの美味しいフルーツを旬の時期に楽しんでいます。